薩摩 そして 島津。
薩摩隼人 そして 桜島。
西郷隆盛 そして 敬天愛人。
桐野利秋 そして 西南の役。
今年は薩摩・鹿児島が熱いようである。
NHK大河の影響がすごいらしい。
私も薩摩が大好きで薩摩の歴史は相当に興味をそそる。
とにかく薩摩の武士のスケールはデカイ!
特に日新公いろは歌の島津家中興の祖・忠良公からが見ものである。
孫の四兄弟・島津義久、島津義弘、島津歳久、島津家久。
総領の義久、武勇の義弘、智謀の歳久、兵法の家久。
この四兄弟で九州全域を駆け巡り、ほぼ九州制覇。
まさにその時に豊臣秀吉公の九州征伐。
この時期の薩摩武士の活動範囲を地図で眺めながら見る。
もの凄い!
そして、あの有名な関ヶ原の敵中を中央突破の島津の退き口。
徳川家康公の目の前をかすめて駆け抜ける。
この場面の物語だけでも鳥肌と涙は避けられない。
面白いものでコースは全く同じではないけれど、
徳川家康公も島津義弘公も「伊賀越え」を敢行している。
家康公は本能寺の変の時に、堺から伊勢の湾へ。
島津義弘公は逆に堺へ。
時代は下って明治10年。
薩摩隼人のお手本・中村半次郎こと桐野利秋の戦ともいわれる西南戦争。
この時の西郷隆盛軍の行動範囲もかなり豪快である。
これまた地図を片手に追って行くと感嘆してしまう。
鹿児島・熊本・山中越えて逆側の日向へ!
そしてふたたび険阻な山中を辿って鹿児島へ!
薩摩武士。
まさに鎌倉武士の原型を最も濃厚に持ち続けた人たち。
そう思えて仕方がない。
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