私は商業高校卒業後、工業大学を出た。
これは中学3年生で勉強のやり方をなんとなく掴んで、それをひたすら繰り返した。
私は普通教科が大の苦手だ。英語も数学もできない。
だから、簿記や情報処理などみんなが一緒のスタートラインにリセットされる商業高校を選んだ。
簿記も情報処理もそれ以外も検定試験からスタートした私だが、
積み重ねを続けることで少しずつ夢が叶い、さらに次を目指している。
それが大学推薦を得て工業大学に進学し、本気で国家試験を目指すようになった。
もともとは勉強が出来ないから、体系立てて広く浅く学べる
資格試験というものを大事にしてきた。
(きっかけは高校時代にある資格を取得しないと大学推薦できなかったから猛勉強した)
最初は
1.教科書を何度も読む
2.ノートに綺麗にまとめて、ある種成果物が増える=分かったつもりになる
3.そろそろ練習問題にとりかかろう! だけど玉砕、、、
4.試験直前に力試しで過去問題やろう! 当然玉砕、、、
5.試験当日は全然わからず、結局運頼み、、、 当然不合格、、、
だった。
今考えると、負(不合格)のスパイラルだった。
私は情報処理技術者試験に思い入れがあり、高校2年生で初めて受験してから、
新型コロナウィルスによる中止・延期以外はこれまでずっと受け続けている。
最初は合格なんて程遠い、、、
素養もないから教科書を理解しようとしても理解ではなく覚えたことで分かった気になる。
でも、本質理解してないから応用効かない、、、
まぁこんな感じだった。
ただ、ある時から
1.教科書は通勤・通学の移動時間に繰り返し読む
2.時間があって椅子と机があるときは過去問をやり続ける
3.可能な限り第3者に見て(評価して)もらう
に変えた。
マークシート式、記述式、論述式、なんでもこれだ。
実践(過去問)に勝るものはないことに徐々に気付き始める。
本質的に問われる問題は、良質の問題。
つまり、過去問題で何度も出るものは大事なものということ。
そこに少しエッセンスを加えてあたかも新出問題のように見せているだけ。
これが少しずつ分かった。
これが分かると、たとえ論述式問題だったとしても、
「これってもしかしたら答えるべきことって〇〇だよな?」
となってくる。
つまり、なんでも核心的な部分はその試験にとって核となるものが問われることに気付く。
それを日々の学習を通じて、過去問から学ぶ。
過去問から感じ取った核心を自分の知識でアウトプットしていく。
それが解答に近いのか遠いのかを評価する(またはしてもらう)。
この繰り返しである。
これが20年以上資格試験を受け続けてわかってきた内容だ。
だから、もしなかなか試験に合格できないと思われる方は是非試してほしい。
試験は所詮ペーパテスト。
人口問題と予算(国家試験は国の予算だからなおさら締め付けがあると思われる)、
効率化を考えたらコスパ高く利益だそうと思うと、
やっぱり過去問から良問を再出題するに流れると確信する。
だから過去問。
とにかく過去問をやることをお勧めする。
これで私は少しずつ右肩上がりとなり、難関国家試験の合格を一つずつ掴んでこれた。
難易度は関係ない。
過去問から出題されることが多いのは間違いない。
簡単な試験から少しずつ勉強の仕方を理解することで、誰だって難関試験に合格できると思う。
(医師免許や司法書士、弁護士などは別物)
もし、少しでも悩んでいる方がいれば、一つの考え方としてこういう生き方があるんだなと
頭の片隅に置いてもらえると幸せだ。
これから、少しずつ私のノウハウをアウトプットしようと思う。
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