エステティシャンの皆様へ

連載シナリオ『ハートに火をつけて』

２８　同・スキー場(時間の経過)
　　夕焼けの空
　　人の数も疎ら
　　中腹の休憩所

２９　同・休憩所内
　　窓際の席に慶次と光代座っている。
　　窓から臨む、沈む夕日
　　光代、夕日を見ながら、
光代「慶次さんはいいですね、世界中旅して、
　私なんか、修学旅行で東京行っただけです」
慶次「行けばいいのに」
光代「わたし、英語もしゃべれないし」
慶次「関係ないよ、俺だって、はじめて
　海外行った時しゃべれなかったし、それに
　武彦なんか・・・」
　　慶次、思い出し笑い、
光代「何ですか？」
慶次「１８の時、二人で初めてバリ行って、
　あいつ、英語もしゃべれないのに・・・」
　　　　×　　×　　×