連載シナリオ『ハートに火をつけて』
82 砂浜(数分後)
ウェットスーツを着た武彦、屈んで作業
をしている。
救急隊員A、呆れた顔で武彦を見ている。
武彦、上半身裸の慶次の死体をガムテー
プでサーフボードに括りつけようとして
いる。
一人では、ガムテープをボードの下に回
せない?
× × ×
武彦「ちきしょうー」
救急隊員B,武彦とボードを挟んだ向い
側に座り、
救急隊員B「手伝うよ」
救急隊員A、慌てた表情になり!
救急隊員A「い!稲持君、君・・・何をして
いるんだ」
救急隊員B、気にせず作業を続ける
救急隊員B「俺もサーファーだからあんたの
気持ち分かるよ」
× × ×
武彦、サバイバルナイフを手に持ち、
サーフボードの先端に穴を開け、
其処に、ロープを縛りつける。
武彦と救急隊員B、無言で視線を交わし、
頷き合う、
武彦、サバイバルナイフを掴み、
慶次の死体を見つめる。
82 砂浜(数分後)
ウェットスーツを着た武彦、屈んで作業
をしている。
救急隊員A、呆れた顔で武彦を見ている。
武彦、上半身裸の慶次の死体をガムテー
プでサーフボードに括りつけようとして
いる。
一人では、ガムテープをボードの下に回
せない?
× × ×
武彦「ちきしょうー」
救急隊員B,武彦とボードを挟んだ向い
側に座り、
救急隊員B「手伝うよ」
救急隊員A、慌てた表情になり!
救急隊員A「い!稲持君、君・・・何をして
いるんだ」
救急隊員B、気にせず作業を続ける
救急隊員B「俺もサーファーだからあんたの
気持ち分かるよ」
× × ×
武彦、サバイバルナイフを手に持ち、
サーフボードの先端に穴を開け、
其処に、ロープを縛りつける。
武彦と救急隊員B、無言で視線を交わし、
頷き合う、
武彦、サバイバルナイフを掴み、
慶次の死体を見つめる。