連載シナリオ『黒電話』
67 港
フェリーの発着場
フェリーへのタラップの前
荷物を抱えた博信、和義、亜由美、好子、
泰子、美紀、其々荷物を抱え立っている。
正樹、バイクのハンドルと自分の間に、
順を乗せて話している。
泰子「それじゃ」
泰子と正樹、握手する。
美紀「正樹・・あ!また言っちゃった」
美紀、好子を見る。
好子「いいですよ」
好子、笑っている。
美紀「ゴメン」
好子、順の頭を撫で、
美紀「順君さよなら」
美紀、手を広げ呼び順を呼び込もう
とする。
順、口を結び目をそらす。
美紀「順君、こないの?今日は最後だから
グリグリして良いよ」
順、涙を堪えてる。
好子「順君、美紀さんが好きなんですよ」
美紀「やだ!小学1年なのに?」
正樹「恋に歳の差は関係ねーよな順」
正樹、順の頭をなでる。
順「おねーちゃん」
順、泣きながら、美紀の胸に顔を埋める。
そして、頭を胸にグリグリ
と擦りつける。
美紀、順の頭を撫でながら苦笑い。
全員爆笑。
× × ×
好子を残して他はタラップを上り始めて
いる。
好子「早く帰って来てね、それから
一日一回は電話」
正樹「分かったよ」
好子「それじゃ、気をつけてね」
正樹「ああ」
順、正樹と好子の顔を交互に下から
見上げ。
順「キスしないの?」
正樹、順の頭をごつき
正樹「ばか!」
好子、少し赤くなる。
好子、正樹の頬にキスして立ち去る。
正樹、頬を抑え赤くなる。
順「お兄ちゃん、赤くなった、エッチ」
正樹、また順の頭をゴツク
正樹(大声)「そんじゃーな」
正樹と順、手を振る。
好子達全員、其々手を振る。
67 港
フェリーの発着場
フェリーへのタラップの前
荷物を抱えた博信、和義、亜由美、好子、
泰子、美紀、其々荷物を抱え立っている。
正樹、バイクのハンドルと自分の間に、
順を乗せて話している。
泰子「それじゃ」
泰子と正樹、握手する。
美紀「正樹・・あ!また言っちゃった」
美紀、好子を見る。
好子「いいですよ」
好子、笑っている。
美紀「ゴメン」
好子、順の頭を撫で、
美紀「順君さよなら」
美紀、手を広げ呼び順を呼び込もう
とする。
順、口を結び目をそらす。
美紀「順君、こないの?今日は最後だから
グリグリして良いよ」
順、涙を堪えてる。
好子「順君、美紀さんが好きなんですよ」
美紀「やだ!小学1年なのに?」
正樹「恋に歳の差は関係ねーよな順」
正樹、順の頭をなでる。
順「おねーちゃん」
順、泣きながら、美紀の胸に顔を埋める。
そして、頭を胸にグリグリ
と擦りつける。
美紀、順の頭を撫でながら苦笑い。
全員爆笑。
× × ×
好子を残して他はタラップを上り始めて
いる。
好子「早く帰って来てね、それから
一日一回は電話」
正樹「分かったよ」
好子「それじゃ、気をつけてね」
正樹「ああ」
順、正樹と好子の顔を交互に下から
見上げ。
順「キスしないの?」
正樹、順の頭をごつき
正樹「ばか!」
好子、少し赤くなる。
好子、正樹の頬にキスして立ち去る。
正樹、頬を抑え赤くなる。
順「お兄ちゃん、赤くなった、エッチ」
正樹、また順の頭をゴツク
正樹(大声)「そんじゃーな」
正樹と順、手を振る。
好子達全員、其々手を振る。