本日のボトル&タロット
『美容と行政書士』
先日届いた専門紙のトップ記事は、
某大手脱毛チェーンの危機説の記事!!
まあ、当の某チェーンは否定しているようですが!?
火のない所に煙はたたない・・・・と云うし??
僕の最初に勤めたエステチェーンは倒産!!
エステ会社に見切りをつけたP社は
エステで初めて上場したけど、
民事再生法の適用を受けたし(泣)
なので、何故エステ会社が倒産するのか??
少しは分かっているつもり!?
一番の要因は、クレジットで役務提供販売だから!?
普通の物販なら販売して、料金を受け取った時点で
契約は履行している訳で、
商品購入者に対して販売者の役務はない筈です。
コレがエステサロンの場合、20万円(20回の施術)の
クレジット契約をした場合、
クレジット会社が立替えて先払いになり、
お客様は金銭面に関してはクレジット会社と契約して、
エステサロンとは役務提供契約をした事になります。
※(ケースにより異なります)
エステ会社は先払いで高額の売上が入る訳でして、
でも役務提供=施術が終わらなければ
真の利益は得ていない訳です。
そんな事、言われなくても分かっていると役務提供販売者
(エステサロンオーナー)思う筈ですが??
バブル崩壊時に、僕が居たような10~30店舗前後の
中堅エステチェーンが軒並み姿を消したのは、
上記の様に、前払いの資金を当てにして、新規出店、等の
事業資金としていた為、
実は自転車操業で倒れてしまった!?
というエステチェーンが可也あったようです。
そして上記同様に倒産原因に多いのは、法規違反、
今でも、摘発を受けて閉店するサロンも多いのが、
アートメイク、針で肌に色素を注入します
なので医師法違反になる可能性があります。
エステサロンは美容最新技術の見本市と言われるように!?
日本では法規制される前にエステサロンで
導入される美容技術もあります。
最近では、まつ毛エクステンションがそうですし、
法規制が未だ曖昧な脱毛もそうです。
法規制された後も知ってか?知らずか??
美容師資格者がいないのに
まつ毛エクステンション施術を続けて
摘発されたエステサロンもあります。
他にも、キャッチセールス、等で消費者契約法違反で
倒産したエステチェーンもあります。
エステ業界に長くいた僕は、
グレーゾーンで正攻法が王道かと思います!?
法律は制定→交付→施行の順で
法律が決まってから導入されるまでの準備期間があります。
グレーが黒(違法)に変わったら、
売上が上がっている技術でも、準備期間(法律の施行前)に
中止しなければなりません。
サロンオーナーさんは肝に銘じておきましょう・・・・