初心者&中年サーファーの為に・・・・
毎週水曜日は、SURFオヤジのサーフィン講座 6回目
初心者への最後の難関と波乗りのスタート地点になるテイクオフ。
此処を突破すれば貴方もサーファーの仲間入り
テイクオフは上達の要です。
テイクオフをする前に
自宅でのテイクオフの練習法は書きましたが、もう一度お浚い、
サーフボードのフィンを外し、蒲団やクッションの上にサーフボードを置き、
自分なり角度をつけボードの上で腹ばいになり立ちあがる、コレを繰り返せばテイクオフの練習になります。
ビーチでのテイクオフの練習は、サーフボードにフィンを付けたままでもできます。
この時、ビーチ(砂)の中に岩がないか手で確かめてからボードを置き、
上記と同じようにテイクオフの練習をします。
目の前が海ですので、自宅でのテイクオフの練習より臨場感があります。
焦らずに納得いくまでテイクオフの練習をしましょう。
スープ波にテイクオフ
此処からが海の中での実践です、他のサーファーの様に波に乗りたい気持ちを我慢して
着実に一つの事をマスターしてから次の段階に進むのが上達への近道。
海面(波)は動いていますので、バランスを取るスポーツなのに接地面が流動しているという、
サーフィン(マリンスポーツ全般)は他のスポーツにはない特徴があります。
最初はスープで波に慣れましょう。
みなさん子供時代に海水浴の時。波打ち際で遊んだ経験があるかと思います。
でもサーフィンに適した大きなスープ波や大人の背丈もあるショアブレイクで
遊んだ経験はないハズです。
いきなりスープにテイクオフするより、サーフボードに腹ばいになり、
スープ波と一緒にサーフボードで滑ってみて波の感覚に慣れましょう。
スープ波に置いて行かれないようにパドリングして波の上を滑る感覚を身につけて下さい。
波の上をサーフボードで滑る感覚が掴めたらボードの上に立ちましょう。
あとは自宅、ビーチで練習したようにサーフボードの上に立てば良い訳ですが、
たぶん直ぐには立てないと思いますので、立てるまで何度も繰返し
スープで完全にテイクオフが出来るようになってから沖にでましょう。
この時に注意したいのは、波打ち際のショアブレイク
波の大きな日は最後のショアブレイクも地形によっては、オーバーヘッドもある時
もありますので、そんな大きなスープ波はテイクオフの練習には適しません。
怪我の危険性も高く、ボードが砂浜に叩きつけられ折れる可能性もあります。
沖へ出てテイクオフの練習
沖でのテイクオフ練習の前にやらなければいけない重要事項が波待ち。
誰しもサーフボードに跨り海の上に浮かんでいるサーファーを実物ではなくても
TVとかで見ていると思います。
コレ意外とバランスを取るのが難しく、不意にうねりが入って来た時にはベテランサーファーでも転覆するのを見かけます。
ご自分のボードの何処の位置に跨れば安定するのかチェックし、手や肘をボードに載せれば、さらに安定します。
波(うねり)が来たら波待ちの姿勢で方向転換するわけですが、慣れないウチは誤って
ボードから落ちてしまう可能性もあるので、波待ちの姿勢での方向転換に自身がつくまでは、
ボードに腹ばいのままパドリングで方向転換でも構いません。
次は波にテイクオフですが、
波の大きさ、波の種類、ボードの種類によってテイクオフの感覚は違ってきます。
次回で詳しくテイクオフの感覚と練習法を説明します。