連載シナリオ『ハートに火をつけて』
43 同・スロットコーナー
慶次と武彦、歩いて来る。
仁美の席にドル箱がなく、立ち去った後。
武彦「挨拶もナシかよ、ヒーロー形無しだな」
武彦、慶次の肩に手を当て、
慶次、武彦の手を払い除け、
慶次「そんなんじゃ、ねーよ」
44 山道
慶次と武彦の二人、ヘルメットとプロテ
クター装着でスケートボーボードの最中。
二人、雄たけびを上げながら、道路を延々
と下る。
× × ×
二人、平地の所まで降りてくる。
× × ×
※最後はボードの上で制止したまま、
どちらが長い距離を進むかの競争。
× × ×
武彦が先行している。
× × ×
武彦のボード止まる。
慶次のボード、後から来て、3cm武彦
のボードを追い越し止まる。
慶次「俺の勝ち、昼飯武彦の奢り」
武彦、悔しそうな顔
武彦「かー!」
二人、後を振り返る。
山道が遥か彼方の山の頂上まで繋がって
いるのが見える。
武彦「アソコから降りてきたのかよ」
慶次「ああ」
武彦「とりあえず、戻りの車捕まえなくっち
ゃな」
慶次「降りて来る時、車通ったか?」
武彦「通ってねえよ」
慶次「お!来た」
軽トラが走って来る。
武彦、手を上げて、
武彦「スミマセン」
軽トラ、スピードを一旦緩めるが、
武彦達を見て、そのまま通り過ぎる。
武彦「なんだよ」
慶次「次の車待つべ」
武彦、煙草を取り出し、火を点け、
地べたに座り、美味しそうにすい始める。
× × ×
(時間の経過)煙草の吸殻、山に成ってる。
× × ×
武彦「アレから、一台も来ねえぞ!」
慶次「腹へったな」
武彦「俺もへった」
二人、同時に腹を摩る。
慶次「歩くか?」
武彦「歩いたら、何時間掛かるかわからねえ
ぜ?」
慶次「此処で、座ってるより、早く着くだろ」
武彦、ウンザリした顔で、
武彦「少し、歩くか」
二人、ボードを抱え、歩き始める。
43 同・スロットコーナー
慶次と武彦、歩いて来る。
仁美の席にドル箱がなく、立ち去った後。
武彦「挨拶もナシかよ、ヒーロー形無しだな」
武彦、慶次の肩に手を当て、
慶次、武彦の手を払い除け、
慶次「そんなんじゃ、ねーよ」
44 山道
慶次と武彦の二人、ヘルメットとプロテ
クター装着でスケートボーボードの最中。
二人、雄たけびを上げながら、道路を延々
と下る。
× × ×
二人、平地の所まで降りてくる。
× × ×
※最後はボードの上で制止したまま、
どちらが長い距離を進むかの競争。
× × ×
武彦が先行している。
× × ×
武彦のボード止まる。
慶次のボード、後から来て、3cm武彦
のボードを追い越し止まる。
慶次「俺の勝ち、昼飯武彦の奢り」
武彦、悔しそうな顔
武彦「かー!」
二人、後を振り返る。
山道が遥か彼方の山の頂上まで繋がって
いるのが見える。
武彦「アソコから降りてきたのかよ」
慶次「ああ」
武彦「とりあえず、戻りの車捕まえなくっち
ゃな」
慶次「降りて来る時、車通ったか?」
武彦「通ってねえよ」
慶次「お!来た」
軽トラが走って来る。
武彦、手を上げて、
武彦「スミマセン」
軽トラ、スピードを一旦緩めるが、
武彦達を見て、そのまま通り過ぎる。
武彦「なんだよ」
慶次「次の車待つべ」
武彦、煙草を取り出し、火を点け、
地べたに座り、美味しそうにすい始める。
× × ×
(時間の経過)煙草の吸殻、山に成ってる。
× × ×
武彦「アレから、一台も来ねえぞ!」
慶次「腹へったな」
武彦「俺もへった」
二人、同時に腹を摩る。
慶次「歩くか?」
武彦「歩いたら、何時間掛かるかわからねえ
ぜ?」
慶次「此処で、座ってるより、早く着くだろ」
武彦、ウンザリした顔で、
武彦「少し、歩くか」
二人、ボードを抱え、歩き始める。
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