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ホーチミンのモトグッチに、幸あれと願う

2008年06月26日 | 全般
 私がホーチミン滞在中に見かけた唯一の大型(リッタークラス)バイクが、ショーウィンドーに展示されていたモトグッチのそれもアメリカンタイプでした。ヤマハのショールームなども見かけましたが遠目を通り過ぎただけなので、よくわかりませんでした。
 それにしてもグッチとは!
 HMS常連で、熊本までグッチで走るTさんの顔を思い浮かべてしまいました。
 このグッチも「ご主人様保護機能(ライダーの体調や消耗を認識して自動的に機械作動を停止するTさんの愛車に歴代受け継がれた機能)」を搭載しているのでしょうか? いったいどんな人がこれを手に入れるのだろうと考えると、かの国の経済事情に思いを馳せないわけにはいきません。
 このグッチもいつかTさんのように、多少の不具合や部品調達に困難をきたすようなことがあったとしても、長く愛情を注ぎ続けてくれるすばらしいオーナーにめぐり合えることを願います。


 車はもちろん大衆車クラスもたくさんありますが、ベンツやトヨタの高級車も頻繁に見かけます。ただ、車の購入には高率の税金がかかるそうで、日本で買う値段の何割増しかになるそうです。ですから、車の絶対数は少なくて、バイクを除くと実は車の通行量はスカスカです。
 実は前回のエントリーは到着した日曜日の様子だったのですが、翌日の月曜平日になるともっと物凄い世界がありました。







 上の写真は、信号待ちの状態です。2車線ある場合には、右側通行の右側の車線はバイク専用になります。3車線なら中2車線が車用、右側がバイク専用になるのですが、都心ではご覧の通りでバイクの密集の中に車が埋もれています。
 ちなみに車が右折しようとすると後ろから直進バイクががんがん来るところを押し分けて右折しなければなりません。日本では左折車両のバイク巻き込み事故がよく起こりますので心配ですが、こちらではバイクが突っ込んでくるのが前提なのでドライバーは常にそれを意識しているので案外大丈夫なようです。

 中の写真は2車線を普通に走っている状態です。だいたいこれぐらいの密度で走っていて、1車線になったり工事で車線が減ったり(当然、頻繁に修復工事が行われています)するともっとぐちゃぐちゃになります。そして交差点で信号停止するとどんどんと後続バイクが間合いを詰めてきますので上の写真のような状態になるわけです。以前に館山道の市原SAで旧車会300台に囲まれたときのことを思い出しましたよ。

 下の写真は、交差点で信号待ちしているときに交差する側の交通の様子です。自転車も頑張っていますが、圧倒的に少数ですね。写真では細かくて判りにくいですが、こちらの対向車線で信号待ちをしている数百台のバイクが見え隠れしています。

 ここであのグッチが走っている姿が容易には想像できないのですよ。ということで、かの地のモトグッチに幸あれと願ってやまないのです。


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2 コメント

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るかの (Unknown)
2008-06-26 23:43:17
すごい信号待ちですね。ヴェトナムの熱気!!を感じます。ショーウインドーのモトグッチも、某T師匠の様なオーナーにめぐり会えると良いですね。
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確かに熱いです! (@sushi)
2008-06-26 23:49:29
るかのん、ご無沙汰です!
るかのんもスクーター特訓中だしね。こちらの人たちはともかくすり抜けとUターンは卓越していますよ。

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