体調の方は薬のおかげで
血液検査の結果が悪化することは無かった。
が、劇的に良くなる事も無かった。
関節炎もおこってしまい、顔も相変わらずパンパンに浮腫んでいた。
将来を悲観して毎晩泣いた。
夜眠れなくなってきた。
睡眠導入剤を処方してもらい、それを飲むと朝までぐっすり眠れるが、時間を考えて飲まないと朝起きられなかった。
そんなとき、彼が色々色々調べて浮腫に効くという漢方薬を探してきてくれた。
本当に効いて一ヶ月くらいすると久しぶりに顔がスッキリとした。
両頬に出来た痣のような皮膚炎は治らなかった。
私はファンデーションを厚く塗り就職活動をした。
「うちの会社は厚化粧はいない。」
と、今ではNGな事を言ってきた失礼な面接官もいた。
夜一人で泣いた。
失礼な面接官の会社に受かった。
短大を卒業して、春から働き出すことになった。
アルバイトをした事が無い私が初めて稼ぐ事が出来る!
楽しみだった。