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〈『羅須地人協会跡地の朝』(平成28年12月8日撮影)〉
livedoor NEWS 2018年6月11日 21時46分付け
日大教職員組合が上層部の一新を迫る要求書に署名も「報復が怖い」
によれば、
日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、日大教職員組合が11日、…(投稿者略)…田中氏や理事を務める大塚吉兵衛学長(73)の辞任など、上層部の一新を迫る要求書に賛同する教員ら752人分の署名を大学側に提出した。
署名活動を行えなかった学部があることについて質問されると、「内部的な問題かもしれませんが、校舎立替とか、どうしても本部に逆らえないような状況」があり、組合の支部や組合員がいない学部では活動ができなかったと答えた。…(投稿者略)…
「教授会あるいは学部執行部がそのように動けないということで、私たち組合が動くしかないというような状態です。組合員がいない、あるいは組合支部がないような学部ですと、個人的には呼びかけても、やはり非常におびえている。たとえ名前を隠しても、それは探り出されて報復されるんじゃないかと、非常に強いおびえがあります。ですから、このような結果になっています」と説明した。
という。署名活動を行えなかった学部があることについて質問されると、「内部的な問題かもしれませんが、校舎立替とか、どうしても本部に逆らえないような状況」があり、組合の支部や組合員がいない学部では活動ができなかったと答えた。…(投稿者略)…
「教授会あるいは学部執行部がそのように動けないということで、私たち組合が動くしかないというような状態です。組合員がいない、あるいは組合支部がないような学部ですと、個人的には呼びかけても、やはり非常におびえている。たとえ名前を隠しても、それは探り出されて報復されるんじゃないかと、非常に強いおびえがあります。ですから、このような結果になっています」と説明した。
そしてこのことに関連して、同組合副委員長が6月12日昼のTV画面で、
選手が私たち以上に怖い思いをし、自分の名前を明らかにして謝罪したのだから、私たちが名前を出して署名をしなければならないと判断した。
というような意味のことを明かしていた。私は、先の法政大学総長のメッセージ表明、それに続いた明治大学の支持の公表に続いて、この日大教職員組合の署名活動に対して三度、「流石!」と感銘した。それは、特に、学生であるその選手がもっと怖い思いをしているというのに、教職員が逃げ腰であってはならないという教職員としての矜恃と覚悟をそこから汲み取ることができたからである。
一人の学生と大学という非対称性(圧倒的な力の差)の下、自分の名前を明らかにして真実を語ったあの選手に私たちは学ばなければならないし、その選手の勇気に教職員組合は応えたと言える。「たとえ名前を隠しても、それは探り出されて報復されるんじゃないかと、非常に強いおびえがあります」というのにも拘わらず、同大学の組合員752人が署名したわけだから。
翻って、この度ある学会において、
その学会員である一老人が、「データを集め、分析と検証を経て、積極的にその知見を表明」したことに対して、同学会は代表理事名で、その「一老人」の実名を用いた「読む人によってはその老人に対する個人攻撃とも取られかねない文書」を学会員全員に送付した。
ということが、つまり、ということがあったそうだが、その「ある老人」に諭してやりたい。その学会員の中にもこのようなことがあったことに対して疑問や憤りを抱いている人は少なからずいるよ、実際にいるじゃないか、自信を持って前に進み続けろ、と。
そして同時にその学会の会員にも訴えたい。昨今同学会で理不尽なことが引き続き起こっているというのであれば、「報復が怖い」ニモ負ケズに頑張ったこの度の日大職員組合と同じように、自分の名前を明らかにして声を上げねばならないのではなかろうか、と。
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本書は、「仮説検証型研究」という手法によって、「羅須地人協会時代」を中心にして、この約10年間をかけて研究し続けてきたことをまとめたものです。
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