今日は日中にフェイクプレーンを見つけたので、ゆっくり見ていたかったのだけど…
会社の人に話しかけられ、どうしたの?って聞かれたので、
飛行機を見ていたのと、答えました。
彼はそちらの方向に一瞬目をやり、ああと言ってそのまま立ち去りました。
見なかったのかもしれないけど、あんなに全体から光を放つ飛行機を見てなんとも思わないのだろうか?
本当に、私と彼は同じ空間を生きているのだろうか?
数年前の事、私は実家に母と息子の三人で住んでいました。
免許を取り立てだった息子がコンビニに行きたいというので車を貸しました。
雪が多く積もっていたので心配で、事故ったらどうしよう?と少し嫌な予感がしました。
すぐそこだし、大丈夫
と言って出かけて行った息子がなかなか戻ってきません。
母は、先に寝てしまったようです。
しばらくすると、バタン!と大きな音をたてて玄関から入ってきた息子が、
慌てた様子で自分の部屋に戻り、玄関の電気を付け、
再び慌ただしく出て行ったのです。
リビングにいた私は、何事?と思いましたが、まあ、なんだか無事みたいだし、
車に忘れ物でもしたんだろうなって思ったんです。
ちなみに、リビングのドアはすりガラスなので、その様子をぼんやりと見ることができました。
でも、なかなか戻ってこない。
おかしいなぁ…と思って待っていると。
勝手口の方から息子が入ってきたんです!
「玄関の鍵しまってた-」とか言いながら!
「誰か玄関の鍵かけた?(自分が出かけるの知ってるのに、みたいな)」だって。
?????
さっき玄関から出て行ったよね?私はかけていません。
さっきのは誰?
母は寝ているし…私はここに居ますね?
試しに「玄関の電気つけて出て行った?」って聞くと
「あれ、どうだったっけ?つけて出て行ったかもしれない」
とのこと。
「まあ、消しておくよ」と言って、車のカギを私に渡して自分の部屋に戻っていきました。
息子が二回帰ってきた…一度目の慌てた息子はいったいどこへ行ったのでしょうか。
こわくて、さっき一回家に戻ったよね?とは聞けませんでした。
こわいっていうのは、息子の反応が、です。
え、帰ってないけど、誰?ってなるじゃないですか、普通。
あ-平行現実の住人ね-
なんて答えるやつ、まずいませんよね(笑)
翌日、母は玄関の電気がつけっぱなしだった…と機嫌が多少悪かったので、
息子がコンビニに行って消し忘れたんだと思う、と言ったら、あらそう、みたいな。
孫にはなぜか優しいよね…って、電気は確か消してましたけど!?
ほんと、人間って一体何者なのでしょう?
似たようなお話をもう一つ書いておきますね!
その当時、息子は彼女をよくうちに遊びに連れてきました。
ある日息子がその彼女と美容院に行くと言いました。髪が腰くらいまである女の子でした。
その日美容院から帰ると、興奮したように、彼女がバッサリ髪を切ったんだ!これくらい!!
って肩のあたりまで手をやり、「大袈裟に」身振り手振りを加えて説明されました。
なので、とてもインパクトがありましたね。
その後何度か遊びに来ていた彼女ですが、
ある日私は彼女を見て愕然としました。
あれ…!?
私の視線を感じた彼女が言いました。
「あ、髪、バッサリ切っちゃったんです」と。
そう、息子が髪を切ったと大袈裟に言ったあの日…あの日以降の彼女の髪は、長いままだった…
「あれ?前に息子と美容室に行った時バッサリ切ったって言ってなかった?」
「あぁ…行ったけど、ちょっとですぅ」ですって。
私が見ている世界は…本当に映し絵のようなもので、たんなる映像なのかもしれない。
物質はそうと理解しても、人も、命あるものも無いものとされている物質たちも
すべて同じなのだろうか?
すべてがエネルギーの結晶として毎瞬現れているのだとしたら?
魂って一体なんなのでしょう?
私は何を探求しているのだろうか?
このブログを書くのは初めてですし、誰かにお話ししたこともないはずなのですが。
なぜか、このような記事の内容を書き留めた記憶があるのです。
あるいは誰かに話した記憶。
この辺りは曖昧なんですよね、もしかすると繰り返し思い出していたからそんな気がするのかもしれません。
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