ご存じでしたか？（８） / 火遊びするとおねしょする？

子供のころ「火遊びするとおねしょするぞ！」と大人から注意された人がいると思います。

ではなぜ、火遊びするとおねしょするのでしょうか？

実際に火遊びとおねしょの関連性は不明ですが、人は火を見ると興奮して自律神経が刺激されるそうです。火事や火傷の危険を伴いますので、大人でも火を扱う時は多少なりとも緊張するものです。その緊張が子供の場合は大人よりも大きく、寝ている間も持続して緊張の余りおねしょしてしまう・・・ということだと考えられます。

しかし、そこまで考えて言われていたことばかと思うと少し無理があるような気もします。

子供のころに叱られた本当の理由は、「おねしょをしないため」ではなく「火事を起こさないように子供を戒める」という火の用心の標語的な要素が高かったのかもしれませんね。

ちなみに、火遊びをしていて偶然起こってしまった火災でも、故意の放火と同じく厳しく罰せられます。

大人になると、火遊びとは浮気や不倫などの危険性があるにも関わらずそのスリルを楽しむ・・・といった行為の比喩としても用いられますが、この場合もその見返りとして受ける罰はたいてい重いものです。

大人も子供も火遊びはほどほどに・・・いえいえ、火遊びはしないようにしましょう。

事務局　農澤

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