2月にはインドネシア、5月には中国四川省、そして6月には日本で岩手宮城内陸地震が起こるなど、世界的に大規模な地震が発生し被害が相次いでいます。
一般的に、大規模な地震が起きた場合、家屋の崩壊は南側から始まるといわれています。
これは、南側に窓を設置している家屋が多く、他の方角に比べて耐震強度が低いためだと考えられています。つまり、地震が起きた時にはまず避難をすることが先決ですが、避難する場所(方角)によっては屋外であっても危険であるということが言えるのです。
避難した後でも、安全が確認できるまでは家の特に南側には近づかないことや、避難物資を物置などに保管している家庭では、崩れる可能性がより少ない南側以外の方向に置く方が良いとされています。
日当りの良い南側に窓が多いのは当然のことですが、地震が起こると思わぬ被害を蒙ることになりかねないのが事実です。今から家を改築して南側の窓を減らす・・・ことは大変ですが、この知識を頭に入れておくだけでもいざという時に役に立つかもしれませんね。
事務局 農澤
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