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大阪消防設備協同組合事務局のブログ

ご存じでしたか?(47) / 学校の火災はどのくらい起きているか

2008-06-02 17:02:54 | ご存じでしたか?シリーズ

5月12日に発生した中国四川省での大地震では、本来壊れてはならない学校が崩壊し、多くの子供たちの命を奪いました。現在でも救出作業は続いており、犠牲者数はまだまだ増えるといわれています。

多くの場合、地域の避難場所として指定されている学校ですが、この学校が災害に巻き込まれることも少なくありません。
大阪府危機管理室の調べによると、平成18年に大阪府内の小学校~高校で起きた火災は合計20件。一見少ないようにも思えますが、半数にあたる10件は「放火」や「放火の疑い」が出火原因とされており、そのうちの約半分は児童が学校にいる時間帯に起こっています。
幸いなことに死者が出るほどの火災はありませんでしたが、半数に放火の可能性があることには憤りを感じます。学校では、避難訓練などを通じて災害時の対策などは十分に行われていますが、子供であってもいざというときに自らの身を守れるよう、家庭においても十分な教育が必要であるといえます。

事務局 農澤

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