ポジティブな私 ポジ人

支笏湖へ紅葉狩り 前編

10月25日水曜日。夫の誘いで支笏湖へ出掛けた。

家を出て程なく国道453号に乗る。支笏湖へ続く道路は、原生林を貫いて走る。

支笏湖は透明度が高いことで有名な湖だ。
我が家からは50分ほどで行ける、ドライブには丁度良い距離。これまでに幾度も訪れたことのある思い出の多い場所だ。

湖周辺は駐車場が有料なので、「休暇村」まで行って無料の駐車場に車を置いた。
周辺を散策。紅葉も見頃のピークを過ぎた感があるけれど、まだまだ赤が映える、ハッとするような美しさだ。






湖へはこの階段を下りてきた。確か距離は200メートルほどだったと記憶している。


湖周辺は、アジア系の観光客で賑わっていた。
中国系の旅行者は家族単位。リッチな人達なのだろう。
韓国系の方は、団体さん。湖のほとりに集まって、女性コーラスも聞こえ、笑いさざめいていた。

周辺は芝生も多いのだが、よく見るとコロコロとしたフンが芝の上にいっぱい落ちていた。多分シカのフンだ。ドングリが不作だとニュースで言っていたから、芝でも食べに来たのだろうか。

湖上も賑わっていた。観光船が丁度出発し、カヌー教室のカラフルな集団もスイスイとカヌーを進め、気持ち良さそうだった。


スワンボートも湖上を渡る。お値段、30分2000円。一瞬高いなあと思ったけど、3人乗っていたから、割り勘にしたらそんなに高くも無い料金か…。
遠く峰に雲を頂くのは樽前山。

湖の波打ち際まで降りられる広い石段があった。
ザッパーン、ザッパーンと打ち寄せる湖の波音。水の音はいい。いつまでも聞いていられる。なぜ水の音に私は惹かれるのだろう。太古の記憶が遺伝子の中に残っているのだろうか。…などと、思いに耽る。秋だなあ。

「あっ、魚いた!」
側にいたカップルの若い女性の声。湖の中に目を凝らすと、ヒメマスだろうか。群れで泳いでいるのが見えた。


ヒメマスは地元ではチップと呼ばれている。支笏湖ビジターセンターの周辺の飲食店ではこのチップを料理して提供しているお店もある。

夫に、昨年来た時に私がチップ料理を食べたはずだと言われた。すっかり忘れていたが、チップのフライ定食みたいなのを食べたような気もする。
去年はチップという名前だけでどんな魚か知らずにオーダーして、出てきたのがマス…ほぼサケだったので、「ああ、サケの事か」とちょっとガッカリしたようなかすかな記憶が蘇ってきた。

後編へ続く




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