折り紙は子供の頃から好きだった。何冊か折り紙の本を持っていたし、本を見ながら折り紙を折るのが楽しかった。
しばらく折っていなかったけれど、たまたまTikTokをみていたら、簡単なバラの折り方が出て来た。真似して早速折ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/59/df6799dfa222a7a2cb48b4f3a600c537.jpg?1698336759)
これは最後の行程でひねって作る簡単なバラだ。簡単なのに、中々リアルで美しい。
自分の手でバラの花を生み出せたことが、何だかとても嬉しかった。
ネット調べてみると、色々なバラの折り方があるようで、折る行程を教えてくれる動画も色々あった。もっとクオリティーの高いバラを折ってみたくなって、先日YouTubeで探して出てきたバラの花の折り方に挑戦した。ところが、途中で挫折した。あー、だめだ。複雑すぎて混乱した。
その翌日、別のユーチューバーさんの動画で折ることが出来そうなものを見つけた。そのバラの折り方は「カワサキローズ」と呼ばれ、世界的に有名な折り紙のバラだと後から知った。
今度こそは折り上げたいと折り始めた。
茶の間のローテーブルの上で、スマホの動画を見ながら、複雑な行程に頭を悩ませ、停止しては、一度前の行程に戻りを繰り返し、苦戦しながら何とか折り上げ完成した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/7f/af9f537292306ac07602a2ec130dbc9c.jpg?1698425425)
出来上がったバラをしげしげ眺め、一人感動。あー嬉しい。折り紙を折る事の喜びを噛みしめた。
折りの行程を頭に入れようと、何個も作る。まだ、覚えきれていない。頑張れ私。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/65/5477160303d23d78b216277277fa9926.jpg?1698336234)
カワサキローズ公式ウェブサイトによると、カワサキローズとは数学者の川崎敏和氏が1980年頃に考案した折り方らしい。1987年に折り紙の英訳本が世に出ると、世界から高く評価され「カワサキローズ」と呼ばれるようになったらしい。
川崎氏の考案した折り紙のバラは他にも、「ばらのつぼみ」「1分ローズ」「3分ローズ」等、いくつかあるようだ。
一枚の折り紙から折り上がるバラが、楽しくてしょうがない。
折る行程が複雑なので、まだユーチューバーさんの動画に頼っている。完全に折り方を覚えて、次は「1分ローズ」にチャレンジしたい。1分ローズはさらにリアルなバラなのだ。
これからしばらくの間は、バラの折り紙にハマりそうだ。