“変な生き物”好きの息子から「スカシカシパン」ではないか、と情報がラインで送られてきた。さすが息子。
その線で、自分でも調べてみた。
スカシカシパンの“スカシ”というのは穴が開いているから付けられたものらしいので、穴がないのでスカシカシパンでは無いようだ。
ほかにハスノハカシパンというものがあるのだが、「形態は五角形に近い円形で、直径5センチから7センチ」とある。
海辺で見つけた時に、一瞬亀の甲羅かなと思ったくらいなので、確かに形は五角形ぽいし、直径もその範囲だ。
そして色が灰色だ。
ネット上の画像と自分が取った写真の画像を照らし合わせて見る。
最も写真に酷似しているのが、
「ハイイロハスノハカシパン」というもの。北海道でよく見られるカシパンらしい。これに決定しちゃおう。
ウニの一種ということだが、カシパンなんて美味しそうな名前が付いてる。誰がつけたのやら。きっと甘い物好きに違いない。気が合いそうだ。
奇妙な生物の正体が知れてスッキリした。息子に感謝。
今回色々調べて知ったのだが、海の漂着物を拾い集めたり、観察することも含めて「ビーチコーミング」と呼ぶらしい。
蘭島の海岸で私がやっていたことは、まさにビーチコーミング。ビーチコーミングする人をビーチコーマー。
子供の頃から海岸へ行くと、貝殻拾いは誰しもやった覚えはあるのじゃないだろうか。私も貝殻ばかりでなく、鳥の骨らしきものや、クチバシを拾ってきて、今でも子供時代のお宝箱に入っている。みんなビーチコーマーだったんだね。
ハイイロハスノハカシパンの割れた外骨格を見つけたことで、今度は完璧なカシパンの外骨格を見つけてみたくなった。
また海に行きたいなあー。