家族以外の人と全く話さなくなってから1ヶ月以上。人と会うこともままならない日々。
出かけた際にちょっとお店をのぞいてしまったら、楽しくて楽しくて、我慢できずに不要不急の8品を買ってしまった。
子供の頃から小さな物が大好きだ。
先ず、夫へのオマージュ。
12分の1スケールの工事用のバリケードやコーンを見たら、買わずにいられなかった。
ブロックについは先日テレビで見た番組、「櫻井有吉the夜会」で池田エライザがガチャガチャ(我が家ではガチャポンという)を用意して盛り上げた。
その時に、生田絵梨花さんが引き当てた標準ブロックを有吉がとても欲しがっていたのが頭にあって、思わず私も買ってしまった。
今思えば、その番組自体が私の深層心理にあって、今回の買い物行動を起こさせたのかも知れない。
お酒を飲む機会もほぼ無いので、この番組は家にいながらにして、番組の人たちと一緒に楽しんでいる様な気になる。そこが魅力。
良く出来てるー。
同じく12分の1スケールのスクールデスクセットとレトロロッカー。
共に懐かしさから買い求めた。
レトロロッカーって、つい去年まで会社で使ってたロッカー。数年前に買い替えで、同じ型の新品を使わせていただいていた。レトロなの?まだレトロを冠するには時期尚早ではないか…。
ちょっと遊んで見た。
「ゴリラさん、ニシキヘビがロッカーに!危ない!」なんてね。
ちょっとホラーな見た目のこの子。
トイ・ストーリーのシドに首を引っこ抜かれたわけじゃないよ。
これを見た時、手足が可動式なので、デッサン人形の代わりにも使えると思ったのだが、その前にボディーが球体関節であったことが、決め手となった。
最近ユーチューブで「キャストドール」を知った。
元々は人形製作の過程の動画を見ていたのだったが、ある日おすすめ動画に出てきたのだ。
別名「球体関節人形」あるいは「BJD」ball jointed dallの略。
関節が球体で繋げられているので、人の様々なポージングが可能な人形で、身長およそ60センチ前後の大きめな人形が主流だ。
これは大人のための着せ替え人形だ。というのも、人形のクオリティーの高さ。
眼球は硝子状の目玉で、取替が可能。様々な色の瞳に取り替えられる。その為、頭はヘアレスでツルツル。後頭部の辺りがパカッと取り外す事ができる。
頭髪は様々なデザインとカラーのかつらがあるようだ。
顔はメイク済みの物もあるが、自分の好みに合わせてメイクアップする事ができる。つけまつ毛もフサフサ。
衣装。これがまた凄い。これ専門に作っている衣装アーティストも居るらしく、アジアの男性が、素晴らしい高級ドレスを布から仕立てて、ドールに着せて撮影するまでの動画がYou Tubeに上がっている。
小さな靴下やストッキングをはかせ、素敵な小さなヒールの高い靴を履かせたりするシーンは、その美しく繊細な様にうっとりしてしまう。ため息が出るほどだ。
その、美しい人形によって作り出されるゴージャスなひととき。実生活からかけ離れた美しい世界。華やかさからかけ離れた生活をしている私には、ハマる人の気持ちがよくわかる。
また、海外から取り寄せたキャストドールの梱包された荷ほどきから始まり、人形に衣装をつけ、撮影する動画も数多くある。人形は海外製が多く、価格が10万円を軽く越える。衣装によっては、何十万もするものも。
動画を見てすっかり心が奪われてしまった私は、国内にないかと探してみた。
すると、クオリティーの高い可愛いものが2万円弱であった。私が良いなと思ったお人形は18,500円。あー、欲しいなー。でも、我慢我慢。年金暮らしがこんな大金は使えない。
そんな時に、この首無し人形に出会ったのだ。
こんな感じで、手首まで動く。安いから、すぐ壊れると思うけど。
よく見たら、「好きな人形のヘッドをさしてね」とパッケージに書いてあった。
我が家に余ったヘッドはないから、頭を用意してあげないと。洋服も用意しないと可哀想だな。
これは、ボタン。シンプルな服に並べてつけると可愛いなと思って。
あー、100円ショップって素晴らしい!
もー、安くて可愛くて面白くて、随分長居した。
実用的なものもデザインも素敵に、そしてクオリティーも進化し続けている。
楽しかったー。
本日しめて、880円。ありがたや~。