碁席秀策へようこそ!

徹夜で打てる新宿の碁会所「秀策」の
出来事や大会などをお伝えします。
プロ・県代表クラスもよく来ている碁会所です。

第109回水曜会2/17

2010-02-18 00:07:40 | 水曜会
こんばんは 水曜会決勝が3時間ほど前に終わりました。 今回は初参加者もいます
今回はどうなるでしょうか? では本題に^^



【一回戦】

「楊橋WS」対「石塚勇二S1」S1コミ2目半出し

【楊橋WSの勝利】


「福岡修二S1」対「沼尻明良S2」S2定先

よく当たります^^; 【福岡S1の勝利】


「大熊悠人S1」対「太田亮S1」互先

大熊さんは二度目の参加。
【大熊S1の勝利】


「マイヤーS1」対「吉崎久博S1」互先

マイヤーさんは初参加。 関西棋院の元院生で、上位にいたそうです。
【マイヤーS1の勝利】


【準決勝】

「大熊S1」対「マイヤーS1」互先
今日はこのお二人がご一緒に参加されたのですが
ここで当たるとは^^; 【大熊S1の勝利】

「楊橋WS」対「福岡S1」S1 コミ2目半出し

最後はコミが少し出せない形勢だそうです。
【楊橋WSの勝利】


【決勝戦】


「楊橋WS」対「大熊悠人S1」S1コミ2目半出し

【第109回水曜会決勝譜】


黒53で56でした、と大熊さん

逆に白にヒラキを許す展開に。
黒75から終局まで一気に進み 終了...どこが敗着だったんでしょうか・・・。
結果は【楊橋WSの勝利】

楊さんの優勝となりました。参加者の皆様お疲れ様でした^^



【今週の新手?珍手・奇手】
【新手】

次回もお楽しみに。

昔、そして秀行先生と「秀策」の関係

2010-02-16 01:25:05 | 過去の出来事
こんばんは 【秀策】も今年で28周年目を迎えました
今回は過去のお話です。





         ――――――――――
秀策で碁を打ち終えた後、たまたま新聞棚の所に興味深い記事があった
私はその過去の記事が載った新聞を手に取り
28年前の時分の、秀策開店当初の新聞の記事に目が留まった。

それでは、、、その当時の記事を抜粋し載せたいと思います。


――――――――――――
【1983年】(注:当時と今では多少違いがあります ご了承ください)

      【碁キチ、朝までパチッ、パチッ!】

    【なんと歌舞伎町にオールナイト「碁会所」】

  パチッ、パチッ、ジャラジャラ・・・・・。
    
静かな室内に石音が響く。時計は午前三時前を回ったというのに、 
盤面を食い入るように見つめる目は、真剣そのもの。

「新宿に徹夜で打てる碁会所ができた」という噂を聞き、
さっそくたずねたのがここ「秀策」 西武新宿駅まん前の小さなビルの6階にある
小じんまりした碁席だ。

「新宿駅周辺には、十軒ほど碁会所がありますが、ほとんどが午後十一時ぐらいで閉まってしまうんです。何局か打って調子がでてきたところで閉店だなんて、頭にきますからね。
そんな人が心おきなく打てるように朝まで開いているんです」 と席亭の桑原青人さん。

なにしろ正午に開店し、閉店は翌朝の六時。
その上、年中無休というのだから、コンビニエンスストアも真っ青。
席料は午後11時までが五百円で、それ以降は千円。

午後十一時から深夜まで引き続き打つ人は五百円追加すればいい。
千円で碁を存分に楽しみ、始発電車が出るまでの時間がつぶせるのだから、
碁愛好家には嬉しい話。

 
【天下の趙名人らも顔を見せる】

碁は礼儀のゲーム、酒を飲みながら打つなんて論外という碁会所が多い中、
ここはその点でも例外的な店。
「プロはともかく、アマチュアは楽しみながら打たなくちゃ」という方針のもと、
日本酒、ウイスキー、ビール(いずれも三百円)のサービスもしてくれるから、
碁を打ち足りない人だけでなく、酒を飲み足りない人も安心。
ただし泥酔しての入店はお断りとのこと。その他、

ラーメン(250円)、カレーライス(500円)、ハンバーグ定食(750円)など、
食事のメニューも充実している。ちなみに、一番人気があるのはおしるこ。

頭を使ったあとは、体が甘いものを要求するのだろう。


席亭の桑原さん自身は小学校二年生の時から碁を始め、
現在はアマ七、八段。

最近、惜しくも棋聖位を趙名人本因坊に譲り渡した藤沢秀行九段とは
二十年来の付き合いで、
今まで三子で500局も打ってもらい、近頃は五分の成績というから実力は折り紙つき。

藤沢九段はここ「秀策」の総師範であり顧問でもある。
棋聖戦では三連勝と快調にとばしたものの、その後、悪夢の四連敗を喫し、
ショックで吐血、入院してしまったけれど碁に対する情熱はいささかも衰えない。

          

      【打つからには研究して】その当時の秀行先生のコメントです

「漠然と碁を打っているんじゃ進歩はありません。研究するからには徹底しなければ。
いい加減に済ませたら、だらしないぞ!って若手をしかります。それで桑原君にも、
アマの人だってトコトン研究する場所が必要なんじゃないかって、
オールナイトの碁席の必要性を説いていたんです。開店してからはや一年五ヶ月、
私も時折顔を出しますが、盛況ぶりを見て私の読みが正しかった事を実感していますよ」
(藤沢秀行九段)

人気の高い藤沢九段が顔を出す店だから、自然に若手棋士も集まる。

「趙治勲新棋聖や上村邦夫七段、藤沢先生の息子さんの一就二段をはじめ、今まで
50人ぐらいのプロ棋士の方が遊びに来ています。根っから碁好きの人たちですからね
新宿で飲んでいたら打ちたくなったので、なんていいながら、
お客さんと気軽に打っていくこともあります」(桑原さん)



となれば、アマも強豪が集まるのは当然。一橋大学囲碁部の主将だった武田俊郎さん、
新潟県棋聖の横山弘さん、変わったところではマージャンプロの荒正義さんらの
強者が常連で都内でもトップクラスの碁会所とは、知る人ぞ知る。

碁は打たないが、藤沢九段の友人である阿佐田哲也氏もフラリと顔を見せる。
親切で人当たりのいい席亭・桑原さんの人柄のせいか、女性客が多いのもここの特徴。

定員五十名の小さな碁席だから、金、土曜の夜は超満員。平日でも平均三十人ほどが
朝まで打ち続けるという。

「新宿だからこういう店が成り立つんでしょうね。もう一、二軒、こんな終夜営業の
碁席があってもいいんじゃないでしょうか」(桑原さん)

       終




第108回水曜会 2/10

2010-02-15 00:56:43 | 水曜会
こんばんは 寒い日が続きます。。最近では雪も降りましたね
皆様も体調にはお気をつけください ではでは今回の水曜会の模様を


【一回戦】

「楊橋WS」対「福岡修二S1」S1がコミ2目半出し
最近この組み合わせが多く、1~4に偏っている気がします(偶然なのですが)
先週は楊橋さんが勝ちましたが、今回は福岡さんが半目勝ち【福岡S1の勝利】


「井上豊郎六段」対「沼尻明良S2」
井上さんは初参加。
【沼尻S2が勝利】


「太田亮S1」対「常松光六段」

常松さんは当ブログでは初参加ですが、水曜会は三度目の参加です
碁は本格的なタイプです【太田S1の勝利】


「石塚勇二S1」対「高橋真澄S1」

実力者同士の対決 勢いが優る高橋さんに分が有り
【高橋S1の勝利】


【準決勝戦】

「福岡S1」対「沼尻S2」

【福岡S1の勝利】


「高橋S1」対「太田S1」
若手対決 【太田S1の勝利】



【決勝戦】

「福岡修二S1」対「太田亮S1」

【108回水曜会決勝戦】

福岡さんの黒番で開始 左上は新型でしょうか? 
お二人の検討では13で92を示していました 
難しくてよくわかりませんが、ゆっくりとした進行。

108手で投了は意外かもしれません 白が少し面白い形勢なのかもしれませんが・・・。



【太田S1の勝利】


今回は太田君の優勝となりました 参加者の皆様お疲れ様でした。


部分的な図のみですが、こんなのも始めました。

【水曜会 新手?・奇手・珍手】
【今回の新手?1】
 
【新手?2】

次回もお楽しみに   




秀策劇場 語録

2010-02-09 18:52:30 | 最近の出来事
「Mさ~ん(秀策店員) チャーシューメンと茄子味噌とライスの大盛りお願いします。」
 
アンサー 目碁師N六段の台詞 上記のセットは高価なため、
この言葉が出た時は、Nさんが勝ちまくっている時である。

「平均うまいね」「平均うまいじゃな~いの」

A 秀策四段の O・Zさんが対局中に相手に言った台詞
 相手が上手だろうと下手だろうと関係なく、皮肉ぽいが褒めている。

「小~~~さな親切。」

A N六段の言葉  大きなお世話である

 【岡Wの怪人】

A「 O・Wさんという人に、偉い人が名付けたあだ名 秀作劇場の岡W怪人より。」

「これは下々の者では食べられない物なんですよ」

AこれもN六段 ①の後に、観戦者が 食わせてくれとか、おいしそうだとか、
 Nさん勝ってるの??とか聞いた時に出る言葉

【高いコーラ代だったよ】

A共通用語。 賭け碁で大敗した後に、勝った相手がコーラを奢ってくれる時に、
  敗れた者が言う台詞 似た語で【高いビール代だった】【一万円のコーラ】など

「やめなさいよ、みっともない」
 
A タイソン六段言 相手が終盤になって、忘れた頃にどうしようもない逆転を狙う手や
     地の中で暴れだした時に言う台詞。

【自爆テロ】

A形勢にかかわらず、あえて自爆する事 似た語で【アルカイダ】など。


「まいった まいった」

A 師範I氏が水曜会で相手にぼやく台詞 本当はまいってはいない。

【目碁】
A懸賞碁の一種で 10目単位で賭け金が動く。例えば台10円の目1円を
賭けていたとする 半目or1目~10目までが一番という これは11円
 10目半~11目で2番 これは12円である 11目半~云々という感じである
台というのは最低額 目が10目=1円
ちなみに目碁は投げられない ジゴは引き分け。


【水曜会】
A強い者達が集まる8人トーナメント制

【トーナメント戦】
A秀策では級位者から○段まで誰でも参加できる大会のこと 毎週土日の昼頃にやっている
参加費なし 勝ち上がると食券がもらえる こちらも8人トーナメント制

【片懸】 
A指導碁に近いもの 下手が勝つと無料 負けると授業料を支払う。
上手も頑張るので面白い試みでは。

【S級】
A秀策7段以上のクラスの事を指す

「Nさんなら」
AなんでもアリのNさんを例えにする時の言葉

【タイソン】

A負けない目碁師、トーナメントなどでは力は発揮しない
 目碁だとS級の力である(手合いは六段) あだ名の由来は噛み付きながら殴り倒すような碁
である事から付いた。

「お経は唱えちゃダメだって」

A 気分良く歌っているN六段に
タイソン六段が言った台詞

「平均ヘタだね」
O・Zさんに平均うまいねと言われた秀策四段のQちゃんが返した言葉。

「鏡見なさいよ」

A Nさんが「どこかにカモさんいないかな~」と呟いた時
 ?さんが発した言葉。

【病気】

A 無理手連発する人や、盤上で自爆テロを起こす人の事を指す

「待ったは三回まで」

A Nさんが仲の良い人と打ってる時にその人が致命的なミスをしてハガそうとした時に
Nさんから出た言葉 普通待ったは厳禁だが、 やさしいのである。

【タケちゃんマン】
 
A秀策にたまにくるお客様で板橋八段という噂だが、秀策では四段の手合いで打っている
 超のつく手厚い地取り碁でまったく石が踊らない S級に4子や5子も置いて
上手から恐れられている^^;。

【仕上がっている】

A飲酒中の人、泥酔の人の事

【神様】

A座敷の奥にいる御老人の事

【藤沢秀行名誉棋聖】

A秀策最高師範の事、秀行先生(故)は
秀策マスターと一緒に徹夜で碁が打てる場所を作ろうやという事で
秀行先生のご協力もあってできたのが碁席「秀策」です
座敷には秀行先生が書かれた書が展示されています。

【コタツ】

Aその下にある自動麻雀卓の事。

【謎中】

A謎の中国人の略 
 秀策に来ているSさんの事

「乞食野郎」

A K七段が負けてお金を渡す時に言う台詞 よく見ると嬉しそうに言うので
強い相手と打てて喜んでいるのかも。

【マスター】

A秀策席亭の事

「マドロスだ」

Aオランダ語で船乗りの事。無鉄砲で怖いもの知らずの意味合いで使われる
盤上で大暴れ(無茶苦茶)する時に使うのです

【四隅取っては碁勝てず】

A序盤で縮こまった隅を4つも取ると
バランスが悪くなり大抵苦戦をする説。(中盤で荒らした隅の地は別)
4隅取らせて碁を打つなの格言は変わりつつある・・?!。

「ダメダメダメ!もう許さない」

A例えば対戦相手がマドロスをして不発した場合、
相手は大抵ボロボロになってごめんなさいなので、その時に用いられる。


「余の顔を見忘れたか」

A 時代劇好きのQ・Nさんの言葉。 そんな無茶をして私を誰だと思っているの


【ロード・オブ・ザ・ネット碁】 

A 秀策にあるパソコンのネット碁の事
利用可能なのは東洋囲碁と幽玄の間で(KGSも最近追加されました)

これにハマリ過ぎてしまうお客様が多く あまりの熱中振りに
O・Zさん M・Hさんなど12時間もぶっ通しでやってしまうほどで

救急○を呼んだ例があります^^;、大変な魔力を持つ恐ろしい機械ですが、
お体が心配です・・・^;。 




 一部間違いがあったので修正しました 
    片権× 片懸○

続く




















 


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