「私、頭痛持ちなのよね…」、「肩が凝ってくると頭痛が…」などなど、よく聞かれます。
頭痛といっても種類があり、それぞれ原因や発症過程が違っているのですよ。
”ズキズキ、ガンガン”と痛くなるものや、絞めつけられるように痛むもの、どーんと重い感じが続くものなど様々です。
その中でも”ズキズキ、ガンガン”と痛む偏頭痛について今回はお話します。
さて、この偏頭痛、どのような時に起こっているでしょうか?
偏頭痛持ちだという方は、ちょっと思い起こしてみてください。
バリバリと仕事をしている真っ最中や、家事に追われている時でしょうか?
それとも激しくスポーツをしている時?
きっと返って来る答えは「NO!」ではないでしょうか?
偏頭痛は夢中で何かを行っている時には起こりません。
逆に夢中で何かを行った後、つまりバリバリ仕事をして帰宅した直後であったり、その休憩中であったり、忙しい家事の合間のひと時であったり・・。
そんな時に起こります。
いかがですか、当てはまっているでしょう?
では、なぜそのような時に偏頭痛は起こるのか。
それは、偏頭痛というのは”血管拡張性頭痛”といわれ、血管が急激に拡がることによって血液の流れが増えることから起こります。
ですから、”ズキズキ、ガンガン”という痛みと脈拍は一致しています。
お気づきですか?
動脈血管の径の伸縮は自律神経の”交感神経”によって支配されています。
この交感神経が作用している時には、体表の動脈、つまり手で脈を触れられるような場所の動脈をギュッと絞り体表へ流れる血液を減らします。
そうすることで、もっと酸素や栄養分を必要とする体の部分へ血液を多く流そうとする訳です。
通常この自律神経の機能は、滑らかなシーソーのような関係にあります。
身体を活発に働かそうとする”交感神経”と、身体を休めようとする”副交感神経”がシチュエーションによって切り替わるのです。
ですが、この自律神経の働きが乱れてくると、滑らかな切り替わりが出来なくなります。
常に”交感神経”が働きすぎている状態、つまり忙しい仕事が長期間継続していたり、日々家事に追われてたり、ストレスフルな生活によることが多いものです。
それによって”副交感神経”への切り替わりが急激に起こる場合、仕事や家事の休憩時間や終了時などに収縮していた血管が一気に拡がり、血液の流れを急激に増やしてしまい”ズキズキ、ガンガン”という脈打った痛みを引き起こすのです。
常に緊張状態が続いている、自律神経の働きが乱れてしまっている方に起こる疾患と言えますね。
最後になりましたが、偏頭痛に対する対処法をお伝えしておきます。
まず予防策として、「ON」「OFF」をハッキリとつけないこと。
これは「バリバリ仕事・家事に追われる」→「休憩」という過程の中で、”交感神経ギンギン”→”副交感神経”ドッカーンの切り替わりを急激にしないためです。
言葉は古いですが、「ファジー」が良いのです。
ですから、「バリバリ仕事・家事に追われる」→「夢中になれる趣味、楽しみ」→「休憩」というように”交感神経ギンギン”→”LOW交感神経”→”副交感神経”というように徐々に切り替われるようにすると随分安定して来ます。
次に偏頭痛が起こった場合の対処法ですが、”ズキズキ、ガンガン”と痛んでいる部分、すなわち「拍動の強くなっている動脈」を見つけてください。
これは痛んでる辺りにそっと手を当ててみると分かります。
そして、その「拍動の強くなっている動脈」を上から軽く圧を掛けて押さえてください。
すると徐々に血液の流れが弱くなって来ます。
強い拍動を感じなくなったら押さえるのをやめてみましょう。
”ズキズキ、ガンガン”という頭痛は消えているか、かなり緩和されているはずです。
是非試してみてください。
最後に補足ですが、「首や肩がコって来たから偏頭痛が起こる」と言う方がいますが、実際のところそれらが原因で偏頭痛は起こっていません。
恐らく、ストレスフルな生活の中で”緊張状態”が起こり、”交感神経”が過剰に働くことで筋緊張が強くなり首や肩のコリを起こしているのだと思われます。
”交感神経”過剰時には、当然体表の動脈も収縮していますからね。
あまり常習のように偏頭痛が起こってしまうようでしたら、自律神経に対する治療が必要になって来ます。
自律神経に対しては、鍼灸院やカイロプラクティック院、オステオパシー院などで施術を行っています。
信頼のおける専門機関で治療を受けられるのが良いでしょう。
written by 兵庫県宝塚市(川西市/西宮市/伊丹市など)のアレルギー治療 "たからづか自然療法院"
たからづか自然療法院のモバイル版ホームページ
頭痛といっても種類があり、それぞれ原因や発症過程が違っているのですよ。
”ズキズキ、ガンガン”と痛くなるものや、絞めつけられるように痛むもの、どーんと重い感じが続くものなど様々です。
その中でも”ズキズキ、ガンガン”と痛む偏頭痛について今回はお話します。
さて、この偏頭痛、どのような時に起こっているでしょうか?
偏頭痛持ちだという方は、ちょっと思い起こしてみてください。
バリバリと仕事をしている真っ最中や、家事に追われている時でしょうか?
それとも激しくスポーツをしている時?
きっと返って来る答えは「NO!」ではないでしょうか?
偏頭痛は夢中で何かを行っている時には起こりません。
逆に夢中で何かを行った後、つまりバリバリ仕事をして帰宅した直後であったり、その休憩中であったり、忙しい家事の合間のひと時であったり・・。
そんな時に起こります。
いかがですか、当てはまっているでしょう?
では、なぜそのような時に偏頭痛は起こるのか。
それは、偏頭痛というのは”血管拡張性頭痛”といわれ、血管が急激に拡がることによって血液の流れが増えることから起こります。
ですから、”ズキズキ、ガンガン”という痛みと脈拍は一致しています。
お気づきですか?
動脈血管の径の伸縮は自律神経の”交感神経”によって支配されています。
この交感神経が作用している時には、体表の動脈、つまり手で脈を触れられるような場所の動脈をギュッと絞り体表へ流れる血液を減らします。
そうすることで、もっと酸素や栄養分を必要とする体の部分へ血液を多く流そうとする訳です。
通常この自律神経の機能は、滑らかなシーソーのような関係にあります。
身体を活発に働かそうとする”交感神経”と、身体を休めようとする”副交感神経”がシチュエーションによって切り替わるのです。
ですが、この自律神経の働きが乱れてくると、滑らかな切り替わりが出来なくなります。
常に”交感神経”が働きすぎている状態、つまり忙しい仕事が長期間継続していたり、日々家事に追われてたり、ストレスフルな生活によることが多いものです。
それによって”副交感神経”への切り替わりが急激に起こる場合、仕事や家事の休憩時間や終了時などに収縮していた血管が一気に拡がり、血液の流れを急激に増やしてしまい”ズキズキ、ガンガン”という脈打った痛みを引き起こすのです。
常に緊張状態が続いている、自律神経の働きが乱れてしまっている方に起こる疾患と言えますね。
最後になりましたが、偏頭痛に対する対処法をお伝えしておきます。
まず予防策として、「ON」「OFF」をハッキリとつけないこと。
これは「バリバリ仕事・家事に追われる」→「休憩」という過程の中で、”交感神経ギンギン”→”副交感神経”ドッカーンの切り替わりを急激にしないためです。
言葉は古いですが、「ファジー」が良いのです。
ですから、「バリバリ仕事・家事に追われる」→「夢中になれる趣味、楽しみ」→「休憩」というように”交感神経ギンギン”→”LOW交感神経”→”副交感神経”というように徐々に切り替われるようにすると随分安定して来ます。
次に偏頭痛が起こった場合の対処法ですが、”ズキズキ、ガンガン”と痛んでいる部分、すなわち「拍動の強くなっている動脈」を見つけてください。
これは痛んでる辺りにそっと手を当ててみると分かります。
そして、その「拍動の強くなっている動脈」を上から軽く圧を掛けて押さえてください。
すると徐々に血液の流れが弱くなって来ます。
強い拍動を感じなくなったら押さえるのをやめてみましょう。
”ズキズキ、ガンガン”という頭痛は消えているか、かなり緩和されているはずです。
是非試してみてください。
最後に補足ですが、「首や肩がコって来たから偏頭痛が起こる」と言う方がいますが、実際のところそれらが原因で偏頭痛は起こっていません。
恐らく、ストレスフルな生活の中で”緊張状態”が起こり、”交感神経”が過剰に働くことで筋緊張が強くなり首や肩のコリを起こしているのだと思われます。
”交感神経”過剰時には、当然体表の動脈も収縮していますからね。
あまり常習のように偏頭痛が起こってしまうようでしたら、自律神経に対する治療が必要になって来ます。
自律神経に対しては、鍼灸院やカイロプラクティック院、オステオパシー院などで施術を行っています。
信頼のおける専門機関で治療を受けられるのが良いでしょう。
written by 兵庫県宝塚市(川西市/西宮市/伊丹市など)のアレルギー治療 "たからづか自然療法院"
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