兵庫県宝塚市:花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー過敏症などの専門院 たからづか自然療法院の院長のblog

オステオパシー、カイロプラクティックといった手技療法、アレルギー除去療法、発達障害児への改善療法など

ぎっくり腰と牛乳の関係

2007年04月16日 | 健康情報
6、70歳代の方々から「膝の痛み」をよく伺います。

その方々は病院に行くと軟骨がすり減る変形性膝関節症や骨粗しょう症、使い痛みなど“カルシウム不足が原因なので牛乳を飲みなさい”と言われるそうです。         

そして「10年経っても治らないなぁ」と思われながらも、嫌いでもまじめに飲み続けている方もいらっしゃいます。 

         
確かに牛乳は含まれるカルシウムの60%程が体内に吸収出来る優れた食物ですが、反面、脂肪分が仇になるのです。                                  

体のメカニズムでいうと、脂肪を分解するためには胆汁が必要で、その貯蔵庫になっている胆のうの働きが過剰になります。

その結果、胆のうだけが疲れるのではなく、関連する筋肉“膝窩筋(しっかきん)”も反射的におかしくなります。                                            

その“膝窩筋”こそ膝を裏から安定させる筋肉なのです。     

              
そのまま脂肪を摂り続けると、足首や腰までも痛めてしまう可能性があるので注意して下さい。


そして、梅雨時に多くなる「ギックリ腰」も「膝の痛み」と同様、胆のうなど内臓の機能低下との関連も考えられます。                                           

構造上、腰の骨は首と違い、動く範囲が狭いかわりに安定度が高い部分なので、急にくるほどやわなものではありません。 

腰を屈めたり、軽い荷物を持ち上げたりする程度で傷めるものではないのです。                                

すなわち、「ギックリ腰」はなる前から「コップに水が満タンになっている、爆発寸前の状態」で、動作はあくまで引き金を引いてしまっただけなのです。

これもギックリ腰の一つの原因になっているというお話。


written by 兵庫県宝塚市(川西市/西宮市/伊丹市など)のアレルギー治療 "たからづか自然療法院"
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