中小企業診断士の独り言

中小企業や商店街を支援している中小企業診断士のブログ

岡山奉還町商店街

2014-07-08 18:56:25 | 日記
奉還町商店街
岡山市の奉還町商店街は、明治初期に池田藩の武士が、大政奉還により手にした奉還金を元手に店を興したのが始まりで、価格が安くかつ庶民的な商店街として古くからにぎわっています。商店街の街区は、岡山駅西口周辺の西口筋から島田筋を超え、国道180号線に至るまでの全長約1kmです。奉還町一丁目、奉還町二丁目が奉還町商店街で、島田筋を挟んだ奉還町三丁目、奉還町四丁目は西奉還町商店街です。また、これら全区間は山陽道旧街道に相当する通りになります。
奉還町二丁目全体と奉還町三丁目の一部にアーケードがあります。奉還町一丁目の山陽本線と津山線を挟んで東寄りに山陽旧街道に相当する後楽園通りが伸びています。表町商店街と比較すると食料品店や雑貨店など地域生活に密着した店が多く休日に比べて平日の方がにぎわっています。
 7月のイベントは、12日(土)19日(土)が土曜夜市、12日(土)19日(土)26日(土)が虹の架け橋、7月26日(土)が浪漫ティック奉還祭が開催されます。
 訪問した7月5日(土)は奉還町100市が開催されていました。





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尾道ラーメン

2014-07-08 08:39:40 | 日記
尾道ラーメン
 戦前に中国福建省から来日し、尾道市内の製麺所で働いていた人物が作り始めたこと言われている。戦後間もない頃には屋台で販売されていたが、間もなく店舗を構えた。それまでは尾道ラーメンという呼称は使われず、単に「中華そば」と呼んでいた。しかし1988年の山陽新幹線新尾道駅開業や大林宣彦監督の尾道三部作の人気などで尾道の観光客が増えると、いくつかの老舗店舗が注目され、行列が出来るようになる。この人気から1990年代頃には、お土産用途の箱入りラーメンが開発され、これが「尾道ラーメン」として発売されマスメディアに取り上げられた。その結果この箱入りラーメンの商品名がきっかけとなって「尾道ラーメン」が広まり全国に知れ渡るようになった。それに伴い尾道市内での新規開業店数も年々増加し、それらの多くが自ら「尾道ラーメン」を言うようになったため現在の「尾道ラーメン」が広く定着した。
味は店ごとに独創性があるが、下記のような特徴が多く見られる。
1.瀬戸内海の小魚によるだし(いりこだし)を加えた濁らせない鶏がらスープ
2.タレはシンプルな醤油味ベース
3.歯ごたえのある独特の食感の平打ち麺(非常に伸びやすい)
4.薬味は青ネギ、具材としてチャーシュー、メンマを使用
5.比較的大き目の豚の背脂ミンチをスープに浮かべる
なお、出汁に小魚を使用するようになったのは1990年代に売り出されたお土産用尾道ラーメンからであり、それ以前からの老舗の店舗では使用していないことが多く、あくまで老舗の「(尾道の)中華そば」と現在流行している「尾道ラーメン」は別物とする場合もある。






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プロフィール

東京都江東区生まれ 中小企業診断士 商店街支援、小売業・飲食業・サービス業診断 創業診断、 2014年02月 中華そば Kちゃん診断 2回 ミラサポ 2014年02月 有限会社清算 清算人 6月まで 2014年03月 ONの橋商店街診断 2014年04月 全国商店街支援センター よろず相談アドバイザー (現 任) 2014年06月 亀戸K事業協同組合診断 2014年07月 亀戸K通り会商店街診断 2014年07月 製造小売菓子店経営診断 江東区 2014年09月 飲食店経営診断(中華・日本そば・インド料理) 2014年09月 N区商店街振興組合連合会 組合決算書精査 2014年10月 ネット通販創業診断 中野区