OveJa neGrA

あっという間の34歳。気持ちにあった無意味な「楽観」も、今や少しの焦りとなってきた。チリに帰りたくなってしまうこのごろ。

3 de May,2010 眠れなかった夜

2010-05-03 21:28:55 | Weblog
どうしたことか、昨夜は寝付けなかった。
なんだか目をつむると、色々と考えてしまう。
チリのこと、家族の事、土地の事。
そしてその後頭をかすめるのが、今の自分の身の置いている場所。
仕事や社会、JICAなどなど。
なかなか気持ちが定まらず、そしてそこにある隙間に、時折足を奪われてしまう。
何時までこんなに挙がったり下がったりしているのやら、自分が情けなくもなってしまう。
ここで生きられなければ他に行く場所があるのだろうか。
自分はドコで生きていく事がいいのだろうか。
とりとめのない事を、とりとめのないまま頭の中に巡らせることしか出来ないのだった。
まだまだだな。。。。

3 de May,2010 年の重ね方

2010-05-03 20:59:18 | Weblog
とある患者さん。
年齢90歳越え。
去年の暮れに、食道から出血して入院し、胃を切除して今は家で暮らしてリハビリ通い。
最近調子がいいからと自転車に乗り出したのだが、家族から止めてくれと切望される。
確かに、まだ少し心配なので、今日話をしてみた。
彼は言う。
「若い頃から朝4時に起きて野菜の面倒をみて、その後8時から会社勤め、そして夕方から家に帰ってまた畑。寝るのは11時過ぎだった。」と。
なんだか涙が出そうになる。
こういった人達が今の日本の基盤を作ったのだろうと思うと、どこか自分がおごっていたと考えてしまう。
とにかく、彼が尊厳をもって生活をできるように微力ながら支えたいものだ