今朝起きたら、「『自閉っ子と未来への希望』もっと早く読めばよかった」というついーとがあり御礼を申し上げた。
猿烏賊さんたちも読むといいね(別につぶやいた方はアンチではない)。
アンチなみなさんは、ケチで不勉強な人が多いので、まあ読まない。
そしてよく知りもしないのに、花風社の路線を支持している人を無知蒙昧呼ばわり。
あのね、君たちより教養もやる気も意欲も上だよ、うちの本を喜んでくれる読者の皆さんはね。
ちゃんと敵情視察してから言わなきゃだめじゃん人として。
でもまあ仕方ないよね。
そういう脳みその余裕もないんだろうしさ。
私は脳みその体力がだいたいいつも余っているので
毎日朝起きて、橋下徹大阪市長の夜中の連続ついーとを楽しみにしてきた。
「徹」は鬼門なんだけどさ。
で、それに反論する「週刊文春」の記事も楽しく読んだ。
まあ要するに、相撲見てるみたいなもんかな。
じゃないよね。
橋下市長の改革が成功するかどうかは、相撲の勝敗とは重みが違う。
今後の日本の行方にかかわる。
という風に考えていたところ、なんと「天敵」であるはずの文春から橋下市長が本を出したので買って読みました。
ずっと前に渡した原稿を突如出すことにして(選挙に勝ったから?)加筆したらしい。
アンチも読んだほうがいいね。
大阪っていうところに、私は基本的にあまり興味がなかった。
忌避する気持ちもないし憧れもない。
ただ花風社が編集プロダクションから出版社になるとき、わりと必要があってひんぱんに足を運び
それまで抱いていたイメージとは違って一地方都市だな、とある種がっかりしたのを覚えている。
大阪が一地方都市であってはいけない、というのが橋下市長の主張。
今回この本を読んでそれに納得した。
大阪は都市間競争に勝ち抜ける存在でなくてはならない。そのための大阪都構想。
都市間競争ったって、ライバルは神戸とか京都とかじゃないですよ。
上海、ソウル、バンコク、パリ、ロンドン、ベルリン。
そういう都市に今伍していけるのは東京だけ、っていう状況があかんとおっしゃる。
そのとおりだと思うよ。
一億三千万の人口。五百兆のGDP。
南北に三千キロ伸びた国土。
その国に、大都市が一つでいいわけがない。
というわけで、元々は教育改革とかそういうところから興味を持った私ですが
この本を読んでわりと納得しました。
大阪を応援します。
手初めに行こうかな。三月あたりに。う~ん、大阪府立体育館でなんかイベントやっている気がするぞ!
でもね、この本を読みながら
「同じ政令指定都市だけど、うちらのほうが100万人ほど人口多いけど、同じように区長が公選じゃないけど、横浜市は違うよね~」
「二重行政ここまでひどくないよね~」とか思っていたんですけど
この本の最後のほうに、横浜市に関する分析も出てきて、それがクリアで
「いやいやごもっともです」と思いました。
横浜市民も読んだほうがいい。
そう思いながら書店を歩いていたらこんな本が目に付いたので一瞬遠い目になって思わず買いました。
今はこれを読んでますわ。
これはね、政治と報道の関係がわかって面白い。
中田氏にはまた頑張ってほしいな。
横浜じゃないところでね。