香港 ２泊３日 ① ローカルレストランを食べ歩き 2017年の記憶

香港は長きに渡り通い詰めている場所。
もしも私が日本以外の国に住まなくてはならなくなったら、移住先のリストには必ず入れると思う。

どこが好きなのか？と言えば、やはり人々が本音で暮らしている様に思えるからだ。
自分のエネルギーが枯渇している状況で行くには、ちょっとばかりキツイ国かもしれないが
逆にその気になればエネルギーをもらえる国でもある。

以前、仕事において追い詰められた状況の中、香港へ出張したことがある。

この精神状態で遠慮なくグイグイ来る感じはきっとキツイだろうな～と思い
正直、重い心を引きずっての渡航だった。

相変わらず街の中は混沌としているし、とイチイチ癇に障った。

「家の中では何しても良いけど、人前ではもう少し取り繕えば良いのに」と思った瞬間
「いや？人生を本気で生きるってこういう事なのかもしれない？」と思えてきた。


シャツと短パン姿で汗を拭き拭き１つ数十円の食べ物を真剣に作っているおじさんの姿や
八百屋の前で必死に値段交渉をしているお母さんの姿、廟で何時間も祈るお婆さんの姿など
人の目など気にせずに、自分の人生を真剣に生きる人々を拝見して、
「生きるってこういうことなんだ」と気づかされたことがある。

今の苦しみは、み～んな「自分を良く見せたい」という気持ちが引き寄せていたのだと気づき
「人の目よりも自分の気持ちはどうなのか」に意識をシフトさせてからは本当に楽になった。

それからは、仕事でもプライベートでも年に数回ほど原点に戻るための渡航をしている。





最近の定宿は「ハーバーグランドのクラブレベル」で落ち着いている。
毎回この景色を楽しみながら、お茶を一杯飲んで、香港時間をスタートさせるのが好き！！




ＪＡＬの羽田朝一の便で入ると丁度よい具合にアフタヌーンティーを楽しみながらチェックインが出来るのだ。



ミーティングの為に外に出た帰り、結構な時間になっていたのでホテル近くのベトナム料理店で夕飯。









ちょっと胃もたれの朝は、こんな感じの朝食で調整を取って、仕事へ出発！！





ランチはセントラルで、香港式ファーストフードの「MAK'Sヌードル」にてドライヌードルを食べる。
食べたことのある人ならばお分かりの通り、こちらの麺はゴムのような噛みごたえの上に細いもんだから、噛み切るのに四苦八苦するのだが、なぜか香港に到着した途端に食べたくなるのが不思議。




58香港ドル、しめて870円也の昼食を終えて、また打ち合わせへ。




長かった本日の業務も終了。
夜は何を食べようかな～と考えつつ、セントラルから最寄駅までトラムで帰る。

あ！あのお店美味しそう！トラムの二階席から街を眺めていると、魅力的なお店が出てくる出てくる！！
トラムの１駅なんて大した距離じゃないので次の駅で降りて戻ろうかな？と思いつつも、コーズウェイまでのトラム内は満員。

お腹は空いているけど、人をかき分けて降りるのがすごく億劫に感じて、結局ホテルのある駅までダラダラと乗車。




一度、トラムの駅前のインドネシアレストランに入ってみたかったので、入店。

ローカルの人でそこそこ賑わっていたので、大丈夫かと思ったが、これがまた大失敗でした。



「神様ごめんなさい」と心の中でつぶやきながら、ゴッソリ残してお会計。

その日は疲れて、ルームサービスの気分でもなかったので、シャワーを浴びてさっさと寝ました。

ローカルご飯、当たれば最高な気分になれますが、時にどん底に落とされる事もあります(笑)。