BEAST SIDE 1

ジュエリーアーティスト太田マリ(タバサ)です。工房からの制作風景、プライベートでやってるロックバンドの話も少しだけ。

ルーブル美術館展行ってきました

2015-03-05 23:04:09 | 展示会、個展、お店
ルーブル美術館展に行ってきました。

 ルーブル美術館展 
   国立新美術館
   2015.2.21~6.1


公式サイト(http://www.ntv.co.jp/louvre2015/)より



有名なフェルメールの「天文学者」が見られるということだったので、時間があいたらぜひ行ってみようと思ってました。

何年か前に「耳飾の少女」が来日(?)したことがあったと思いますが、その時は会いに行くチャンスを逃してしまったので。


 





今回の展覧会では、16世紀~19世紀くらいのヨーロッパの上流階級の人たちから、物乞いで命をつないでいる貧しい人たちまでを見事に描いた絵画が80点以上、展示されていました。

ほとんどの作品が写実的でしたので、当時の風景や文化、生活、風俗、思想、いろいろ感じることができて、とても面白かったです。



絵画や美術品などを見るときにどうしても仕事目線になってしまって、構図やバランス、線の抑揚や色使い、そういった技術的なことや、あるいはモチーフをどう解釈してどう表現するか、などというところに目がいってしまうことが多いんですね。

でも、今回は違いました。

まるで絵本の挿絵をみているようで、当時のヨーロッパの物語にひきこまれるような感じといえばいいでしょうか。

天文学者がいたり占い師がいたり、兵士がいたり手品師がいたり、両替商やら魚売りやら、盗人もいれば物乞いもいます。

風俗画というものは本当に面白いですね。

絵の中の人たちの息づかいがきこえてくるようで、絵が呼吸しているようで・・。



1時間くらいでまわったのですが、実は結構疲れてしまいました。

いっぺんにたくさんの人に会ってお話したような感覚です。

そのくらい、情報量が多かったですね。

(まぁ、この感じは、いい展覧会に行ったときにはいつも感じることなんですが・・笑)





コナン君のジュニアガイドというパンフレットが、わかりやすくて面白かったです。

フリーなので、行かれた方はもらってこられたら楽しいんじゃないかなと思います。







私が行ったのは平日午前中でしたので、待ち時間もゼロ。

一つの絵画に対して鑑賞している人が10人くらいの感じでしょうか。

全体的には混んでましたが、充分に真近で鑑賞できました。

会期もまだありますので、ご興味のある方はぜひ、天文学者にお会いに行かれたらいかがでしょうか。



ジュエリータバサ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする