2020年、とんでもない年になってしまってますが、そんな中いただいたオーダーメイド。
今年の春先、お友達で四谷の荒木町でステキなバーを営んでいる女性から
「こんな状況を忘れないためにリングつくってほしいなー」
と、オーダーのご相談をいただきました。
この方とは10数年のお付き合いになりますが、いつ会っても気兼ねなくお話のできる、とても大切なお友達です。
すでに社会全体もどんどん不安に覆われてきていて、彼女のお店もしばらくお休みせざるを得ない状況でした。
そんな中での彼女のオーダーは
「毎日つけていられて、2020が入ってて、見たら苦しい今を思い出せるようなリング」
でした。
デザインについては、「アイデアあれば教えて~」とのこと。
サバサバとしていてかっこいい彼女のイメージと、2020を組み合わせて次のようなラフスケッチをご提案しました。
2020は、そのまま入れたのでは、ちょっとどうかなぁ~と思ったのでローマ数字にしてみました。
ラフスケッチをひと目見て「かっこいい。これで。」とデザインは即決。
さっそく製作にはいらせていただきました。
ワックスで、まずはベースの形を。
普段使いしていただけるよう高さを出しすぎず、段差のある部分もできるだけひっかかったりしにくいようにラインをまとめました。
オーダーメイドリング「MMXX」ワックス原型制作
ベース部分完成。
ベースが完成したら、次は文字を彫っていきます。
オーダーメイドリング「MMXX」ワックス制作
今回の文字彫りの部分は、大小2本のタガネで掘り出しました。
彫りが浅すぎるとよわよわしくなりますし、深すぎるとなんとなくセンスが悪い感じになってしまいます。
ちょうどよい深さめざして、こつこつと・・・(笑)
文字の下の部分は黒くいぶし処理をする予定なので、かっこよく黒がはいるように細かな荒しをいれました。
よい感じでしょうか。
今回のデザインは幅広なので重量がつきすぎる可能性があります。
重すぎると装着感もよくないので、少し裏抜き(リングの内側をフォルムに合わせて削り取る処理)をしました。
ワックス原型できあがり。
これを、キャスト屋さんに出して、シルバー925で鋳造してもらいます。
鋳造から完成までは、次の記事に書きますね。
お楽しみにしてください。
ジュエリーTABITHA
今年の春先、お友達で四谷の荒木町でステキなバーを営んでいる女性から
「こんな状況を忘れないためにリングつくってほしいなー」
と、オーダーのご相談をいただきました。
この方とは10数年のお付き合いになりますが、いつ会っても気兼ねなくお話のできる、とても大切なお友達です。
すでに社会全体もどんどん不安に覆われてきていて、彼女のお店もしばらくお休みせざるを得ない状況でした。
そんな中での彼女のオーダーは
「毎日つけていられて、2020が入ってて、見たら苦しい今を思い出せるようなリング」
でした。
デザインについては、「アイデアあれば教えて~」とのこと。
サバサバとしていてかっこいい彼女のイメージと、2020を組み合わせて次のようなラフスケッチをご提案しました。
2020は、そのまま入れたのでは、ちょっとどうかなぁ~と思ったのでローマ数字にしてみました。
ラフスケッチをひと目見て「かっこいい。これで。」とデザインは即決。
さっそく製作にはいらせていただきました。
ワックスで、まずはベースの形を。
普段使いしていただけるよう高さを出しすぎず、段差のある部分もできるだけひっかかったりしにくいようにラインをまとめました。
オーダーメイドリング「MMXX」ワックス原型制作
ベース部分完成。
ベースが完成したら、次は文字を彫っていきます。
オーダーメイドリング「MMXX」ワックス制作
今回の文字彫りの部分は、大小2本のタガネで掘り出しました。
彫りが浅すぎるとよわよわしくなりますし、深すぎるとなんとなくセンスが悪い感じになってしまいます。
ちょうどよい深さめざして、こつこつと・・・(笑)
文字の下の部分は黒くいぶし処理をする予定なので、かっこよく黒がはいるように細かな荒しをいれました。
よい感じでしょうか。
今回のデザインは幅広なので重量がつきすぎる可能性があります。
重すぎると装着感もよくないので、少し裏抜き(リングの内側をフォルムに合わせて削り取る処理)をしました。
ワックス原型できあがり。
これを、キャスト屋さんに出して、シルバー925で鋳造してもらいます。
鋳造から完成までは、次の記事に書きますね。
お楽しみにしてください。
ジュエリーTABITHA