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NJM2073D使用のパワーアンプ

2019-01-14 16:18:15 | 電子工作
0.はじめに
 UTC7642のチェッカーを作った時、UTC7642の入力に同調コイルを接続するとAMラジオとして使えるようにし
ていました。時々聞いてますが、イアホンで聞くのは煩わしいのでAFパワーアンプ(PA)を作ってスピーカー(SP)
を鳴らそうと思いました。

1.回路
 AF-PAは、"386"か"2073"を使えば簡単にでき上がります。今回はNJM2073Dで2ch(ステレオ)のPAを作る
ことにしました。規格表には標準的応用回路が記載されていますので、この回路に準じて手持ちの部品を利用して
作ることにします。

 回路図は以下の通りです。



 標準回路と違っているのは、出力のC(470μF → 220μF)、発振防止のR(1Ω → 1.35Ω)とC(0.22μF
→ 0.12μF)で、手持ちのパーツを利用したためです。また、電源は5V-DCを利用することにします。

 基板へ以下のように(全)部品を配置しています。



 左側が上からDC5V入力と音声出力(SP)、右側が上から音声入力とボリュームです。基板の上部に見えるのは
SPです。
 なお、入力ジャックはプラグの挿入がない時はアースに落としています。また、出力ジャックはショートになら
ないようにプラグの挿入がない時はオープンになるようにしています。