600円で落札したジャンクpc、これが殆ど新品でした。
HDは取り外されていますから何時間稼働したのか正確には分からないのですが、ファンの汚れ具合やパーツの状態から見て、購入して間もなく何かの不具合で放置され、長くしまい込まれていたブツのように見えます。
ケースやマザーボードやケーブル類も新品に近い状態ですから、部品取り用途で使うよりストレージとCPUをこっちに移植して乗り換えて使うことにしました。
どこに不具合があるのかと、先人が手を入れた痕跡を手繰っていくのも面白いものです。
CPUはseleronの450という1core2,2GHzの骨董品が乗せられています。
グリスがメーカーの物ではなく市販品が厚く盛られていて、これは先人が古いPCから取り外したものを取り付けたように見えます。
このCPUではマザーボードが受け付けたとしてもトロトロとしか動きません。
当方には同型のVostro220Sが現役で稼働していますから、どこが不具合を起こしているのかを調べるのは簡単にできます。
手間は掛かりますがデバイスを付け替えて稼働させて正常に作動するかチェックすればいいのです。
色々やって明らかになったのは電源ユニットが不具合を起こして通電していないということ。
新品の電源ユニットが壊れるというのはまずないことで、経年劣化以外なら外部からの過電流で遮断状態が続いているか、回路が焼けたか、まあ電源ユニットの修理というのは、
できたとしても余りやらない方が無難というもの。
火を吹くことも、PCを廃品にしてしまうこともあるからね。
だからメーカーもユニットを封印して、開けたら保証対象外という扱いにしてある。
ということで、当方のPCからはcpuとストレージと電源ユニットだけが新しいお家に引っ越すことになりました。
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