少年女子についてふれてみたい。
メンバーは浅沼 愛(盛岡一)と塩倉亜祐美(大野)・滝浦華奈(大野)のメンバーであった。
初戦の福井とはいい勝負になるとの細川監督のもくらみを選手たちはそれ以上の活躍で、結果は3-1の嬉しい勝利を挙げた。
トップの浅沼は打ち合いの末セットオールジュースで惜敗した。
2番の塩倉は以前の対戦で敗れている相手だったが良く落ち着いて、相手の流れを断ち切り貴重な1点をもたらした。
つづいての塩倉・滝浦の3番ダブルスは I・H時の好調を彷彿させる内容で会心の勝利、こうなれば勢いで4番の滝浦も良いプレーの連続と安定した試合運びで勝利を決定づけたのである。
第2戦目の東京戦は、1番でのエース対決をセットオールの9本で浅沼が取り、幸先の良いスタートきったが、2番の塩倉は必死にくい下がったがこちらはセットオール8本で競り負けた。
3番のダブルスは二人の息の会った連係プレーが功をそうし、確実の点を重ね貴重な1点をもぎ取った。
4番の滝浦は、相手のエースに持ち味を出せずに0-3で敗れ、いよいよ勝負は5番ラストの浅沼であり、上で応援している我々は「もらった」と思ったのである。
しかし敵は百戦錬磨の武蔵野学園である。
試合は、一進一退のシーソーゲームで最後はセットオールまでもつれたが万事を給した。
タラレバではあるが、1セットずつを取り合った3セット目のジュースアゲインを、13-15で落としたのが痛かったのである。
相手のサーブは、男勝りでかなり回転もかかって大きく曲がり変化していた。
サーブ力があるというのは大きな武器であることは言うまでも無いが、敵ながら素晴らしいサーブであった。
しかし、岩手の選手達は1・2年生でありこれからどんどん伸びて行くと思われるので楽しみを感じさせる惜敗であった。