細部に気をとられて、全体を見るのを忘れていること、のたとえである。
「森」は樹木の集まったところであり、1本1本の木に心を奪われて、森の全体像が見えてこないのである。
私自身、忙しさにかまけて目先のことばかりにだけしか見えず、様々なことに心配りができないで、周りが見えなくなってしまうことが時々ある。
夢中で何かに熱中できることは、心の若さによるものと自己満足をしているのではないかと自問自答しているからである。
還暦まであと1年を切った今、1年後の自分がどのような人間になっているか興味が尽きない。まるで他人を見ているかのような感じだが、実際期待と不安が入り混じっているのである。
歳相応の人間になれるよう、日々の研鑽あるのみである。
*名勝:長安寺
*我が家の近所にある消防署。震災では大変お疲れ様でした。