人生においては、楽なときばかりではなく様々な苦難に直面することが多々ある。
「苦難に直面している時は、人の心が鍛えられている時である」
これは、私の机の直ぐ側カレンダーにある、今月の言葉である。
私自身、苦難が自分に降り注がれると、これは自らに対してもっと精進せよ、もっと成長せよという意味に捉えている。
その場では本当にきついこともあるかもしれないが、これを運命と捉えて前向きに、しかもそれを自分勝手に自分に都合の良いように考えることにしている。
嫌なことや起きてしまったことをいつまでもくだくだ考えていては、卓球でももちろんポイントには繋がらないのであり、直ぐそこまで来ている勝ちさえも逃げてしまい、勝利の女神はけっして自分に微笑んではくれないのである。
苦難や不幸は一生付きまとうものではなく、人生には人それぞれ紆余曲折があって当たり前なのではあるが、ともすれば自分だけがそれにさらされているのだと、つい悲観的な考えになってしまうことがある。
このような時は、しかたがないのだから逃げずに、あえて受けて立とう。
そうすれば苦難や苦境から脱することが出来、その先にある勝利と幸せが待ち構えているのだと信じることが大切だと私は思っている。
*写真は本分と関係は無く、吉田・吉村卓球講習会より引用