社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

世界団体東京大会終わる!

2014-05-07 16:20:16 | Weblog

 4月28日~5月5日まで東京で開催された「JA全農2014世界卓球団体選手権東京大会」が閉幕した。

 男子は、岸川の不調から初戦を落としいったいどうなるのだろうかと心配したが、エース水谷の大車輪の活躍や丹羽・松平・塩野がそれぞれ大事な戦いで踏ん張ることができ、4大会連続の3位を確保し何とか地元開催の面目を保った。

 一方女子は、主力の福原が怪我のため大会前に欠場が決まり日本チームに暗雲が立ち込めたかに思えたが、代替え出場となった石垣の活躍、もちろん日本チャンピオンとして臨んだエース石川がチームをけん引し、それに加え準決勝での大逆転で日本を窮地から救ったベテラン平野の神がかり的な戦いは、ほかのメンバーに大きな勇気と力を与えたものであり、日本女子を31年ぶり2位に導くまさに賞賛に値するものであった。

 さて、今大会は世界卓球連盟の計らいで東日本大震災の復興の一助となるよう開催されたものであり、「WASURENAI」を合言葉に全世界から120を超える国や地域が参加して盛大に行われ、特に被災地にとってはとくべつなものであった。

 さらに今大会を振り返ってみると、男女とも当初のメンバー構成が怪我や調整ミスから一時期困難に陥ったが、平野選手に代表されるような最後まであきらめない日本人らしい戦いが、地元開催ということも手伝い銅メダルと銀メダルにつながったものと思っている。

 日本開催ということで、世界卓連の副会長という要職と日本卓球協会の専務理事としての役職を担いながら日夜奮闘した前原氏の功績も見逃してはいけないものだし、彼の卓球日本に対する熱い思いが今大会の素晴らしい成績につながったものと思っている。