きのうは、震災から3年2か月目であり偶然母の日とも重なり、犠牲となった方々の月命日にお墓参りをする遺族が多く見られたとテレビで報道していた。
まだまだ多くの方が行方不明であり、家族にとってはゆっくり眠れぬ日は今も続いているのだろうと察しするのである。
被災地では建物も建ちはじめて来てはいるが、それは一部のものであり多くの問題はいまだ解決されず先行きが不安視されていることも忘れてはいけないと感じている。
一般の報道では、ある意味いいところしか紹介されていないが被災地の経済はいまだ停滞しつづけているし、浜の活気も上辺だけが先行し実のところはかなりの苦労が絶えないと聞いている。
これから夏に向かっていくが、被災地の皆さんが気温のようにだんだん温かい気持ちになっていけるよう願っている。
*5月9日、今出山から大船渡湾を臨む。