社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

サッカーワールドカップと卓球!

2014-07-15 15:32:33 | Weblog

 1か月に及ぶ熱戦が続いたワールドカップサッカーは、ドイツが安定した戦いぶりを見せ、4回目の世界王者となった。

 攻守ともにそつがなく、セットプレーにも強くバリエーションも豊かである。

 ゴールキーパーも、世界一の折り紙つきである。

 どこにも穴がなく、付け入るすきが全くないのである。

 現在の卓球に当てはめてみると、攻撃だけではなかなか勝ち進むことは難しく、いかに攻守のバランスがとれるように戦術的にも考えることが重要であり、団体競技と個人競技の違いはあるにせよ共通のものだと感じた。。

 攻撃は最大の防御といっても、レシーブからの強い攻撃はリスクを伴うものであり、いかに相手の3球目攻撃を強打されないようにすることが重要だと思っている。

 さて、日本代表のサッカーを世界の強豪と比較してみると、一番感じることはスキルの前に体力のなさである。

 決勝の両国は、延長戦に入ってもイージーなミスはほとんどなく、最後まで素晴らしいパフォーマンスを見せていた。一方日本はどうであろう?

 前半は、対等以上に戦っていても後半になると突然足が止まり、全然勝てる要素が見えてこなかったのであり、そこには大きな要因が隠されているのではないかと思っている。

 卓球でもこのことは全くないとは言えず、世界をリードしている中国は決勝戦で一番素晴らしいパフォーマンスを常に見せつけているのである。

 日本が直面しているこの共通した課題は、ある意味ほとんどのの競技に当てはまるのかもしれない。

 食生活が違うことは言うまでもないことだが、日本が世界と対等に戦える肉体を備えることが本当の意味で、世界へ挑戦するための一番の近道なのではないかと私はサッカーを通じて考えさせられた。