社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

H27年度国体選手選考会(成年の部)

2015-06-08 10:38:29 | Weblog

 

 昨日6日(日)は、花巻市総合体育館第3アリーナにおいて、H27年度国体選手選考会(成年の部)が開催された。

    

    

 男子は14名が参加、各7名が2ブロックに分かれて予選リーグを行い、上位各3名が決勝リーグに勝ち進み順位決定を行った。

 Aブロックでは、1位から3位までの3者がすべてセットオールの大接戦となり、皆川朝(立命館大1年)が6勝で1位、次いで北原大輝(専大3年)が5勝1敗で2位、根田雄一(TMO)が4勝2敗3位で決勝リーグに進んだ。

 Bブロックでは、星智仁(専大4年)が大野泰士(中大4年)との全勝対決を3-0で制し6勝で1位、2位に5勝1敗の大野、3位には東北学生準優勝の高橋優人(東北福祉大2年)が大槻周瑛(法大1年)を3-0で下すなど4勝2敗で決勝リーグに進んだ。

 決勝リーグは、6名総当たり制で行われ予選リーグの結果はそのまま反映された。

 熱戦の結果、1位4勝1敗:皆川、2位3勝2敗:星、3位3勝2敗:大野、4位2勝3敗:北原、5位2勝3敗:根田、6位1勝4敗:高橋となった。(勝ち数が同じ場合は、当該対戦成績による)

 男子の総評としては、この選考会前から熱戦と同時に混戦が予想されたがまさしくその通りの白熱した戦いとなり、参加全選手が昨年の長崎国体5位というものを自覚し、最後まで本当に頑張ったという印象を受けた。

 昨年の長崎国体のメンバー3名は、意地とプライドを見せつけ、他の挑戦者たちはその中に食い込もうとしてガッツ溢れるプレーを見せ、近年にないレベルの高い予選会となった。

 1位となった皆川は、関西学生新人優勝とリーグ戦でもシングルス・ダブルスに全て起用されるなどすでにチームの大黒柱として活躍しており、その力を十分に発揮した結果となった。

 2・3・4位の長崎国体5位メンバーの3名は、それぞれが持ち味を発揮し大事なところで勝ち星をものにしていた。5位の根田も上位の4人に一歩も引かず元気なプレーを見せていたし、6位とはなったが大槻や北原を下すなど最近特に地力をつけている高橋の成長には目を見張るものがあり、今後に期待したいところである。

    

    

      

  女子は、7名が参加し総当たりでリーグ戦が行われた。1位は5勝1敗で3者同率となり、勝率で1位:滝浦華奈(日体大3年)、2位:平舩文(東京女子体育大2年)3位:橋梓海(日体大1年)となり、4位3勝3敗松浦明香里(洋野クラブ)、5位2勝4敗瀬川紗希(洋野クラブ)、6位三浦瑞姫(金城大)、7位鳥畑真衣(中京学院大)の順となった。

 女子の総評として、7人中6名は大野高校の卒業生で占められしばらくはこの状態が続くのではないかと予感させるものだった。また、滝浦は安定性を増していたし、高橋も故障から癒えてこれからが楽しみである。

    

    

  この選考会終了後、強化部においてh27国体選手選考会議が開催され、結果は直接参加選手に後日文章で通知されることになっている。

 また、少年男女の選手選考会は、7月4日(土)に行われる予定である。