注目点の二つ目は、来年の地元岩手国体を目指す選手たちのモチベーションがいかに高まってきているのかという点であったが、皆川・大槻の参入により選手間にさらに競争が激しくなったこともあり、試合の中で昨年辺りまでは少し気の抜けたプレーなども見られたこともあったが、今回の選考会ではそのような光景は全く見られず、全ての試合が緊張感に包まれたものであった。
このことは取りも直さず、昨年の代表選手が長崎国体での5位に裏打ちされた自信と誇りをもたらし、あらためて全国で勝つことの意義が示されたものだと思っている。
さらに、このことを一過性のものにしないためにも今年のミニ国体で、岩手県の成年男子が東北代表の2枠の出場権をぜひ勝ち取らなければならないと思っている。