運命

大分、前回のブログから月日が経っているので、テーマについて思案しましたが、「運命」について考えたいと思います。

これを読んでくださる方は自分の「運命」について考えたことがありますか。

或いは「神命」「天命」という形容詞を用いる場合もありますよね。

信じる信じないは別として一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

まったく神信深くない私でも、近頃の不幸が続いたことで自分の運命を呪ったことが何度かあります。

私は幼少期から心理的、身体的虐待を両親から受け、昨今でも楽しいと感じたことは皆無です。

よく人は自分に大小問わず不幸が降りかかってきたら、「なぜ自分だけ」と愚痴を言いますよね。

世はなんて不条理なんだと私も嘆くことが多々あります。

いくら不条理な世の中でも、いくら踏みつけられても、いくら身体、心を傷つけられても、一度「生」を受けてしまったらそれは運命なのです。

運命を受け入れるのには時に苦痛を伴うことがあります。

生物学的に人間、ことに日本人に生まれることは天文学的数値の一つになります。

そう、普通と思われていることは実は「奇跡」中の「奇跡」なのです。

その奇跡を呪うということは、実は相当な愚かさを伴うものだと「気づき」がありました。

人生において普通と思われることが、実に難しいことが伺えます。

皆さまが仮に「普通」と思われる人生を送っているなら、それは物凄く幸せなことに気づいて欲しいし、別に神さまでなくても、目に見えない何かに感謝して欲しいと、強く感じました。