バチカン国務長官交代へ ローマ法王、改革に着手
【ローマ共同】ローマ法王庁(バチカン)は31日、法王フランシスコが法王庁の官僚組織のトップで首相に相当するベルトーネ国務長官(78)の辞意を受け入れ、後任に駐ベネズエラ大使のピエトロ・パロリン大司教(58)を任命すると発表した。3月に就任した法王は最高幹部の人事を行い、法王庁の本格的な改革に着手した。
法王庁では昨年、内部文書をメディアに流していたとして、前法王ベネディクト16世の執事が窃盗容疑で逮捕されるスキャンダルが発生。前法王の側近で絶大な権力を持つベルトーネ氏を追い落とすための権力闘争が背景にあると報じられた。
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