TPP参加意欲表明へ 首相、オバマ大統領と会談
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012112002000277.html
【プノンペン=岩崎健太朗】野田佳彦首相は二十日午前(日本時間同日午後)、訪問先のカンボジア・プノンペンでオバマ米大統領と会談した。大統領は冒頭、環太平洋連携協定(TPP)を念頭に「今後の経済について重要な課題がある。お互い大国として雇用や経済対策を話し合いたい」と提案した。首相はTPP交渉参加への意欲を伝達したとみられる。
日米首脳会談は大統領の再選後初めてで、四月に首相がワシントンを公式訪問して以来。
大統領は「日米同盟はアジア太平洋地域の繁栄と安全保障の基礎になる」と指摘。首相は「東アジアの安全保障環境は厳しさを増している。具体的な協力関係を含めて議論したい」と応じた。
両首脳は沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立や、南シナ海での東南アジア諸国連合(ASEAN)一部加盟国と中国の領有権争いを踏まえて、紛争の平和的解決のルールづくりについて意見交換したとみられる。
首相は沖縄で米兵による集団強姦(ごうかん)致傷事件や民家侵入事件が相次いだことを受け、再発防止の徹底も求めたとみられる。
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