三浦明利:現役住職、ポップロック調で初のアルバム
毎日新聞 2013年03月12日 東京夕刊
“住職シンガー”三浦明利(あかり)が、メジャー初のアルバム「灯(あか)り」(オーマガトキ)を発表。親鸞聖人御和讃(わさん)のバンドバージョンや法話も収録した。
奈良県大淀町にある浄土真宗の寺の現役住職。高校時代から自作曲を歌っていた。父の後を継いで住職になってからも音楽は捨てず、仏教の教えを分かりやすく伝える意味でも、歌手活動を続けている。
シングル「ありがとう~私を包むすべてに~」(同)でデビュー。今作は、サウンドはポップロックながら、苦しむ人を包み込む歌が詰まっている。特に、仏教の教えを歌った「和讃」の中から現代的にアレンジした「恩徳(おんどく)讃」を収録している。
三浦は「日々のお勤めの中から生まれた音楽です。仏教が大切にする優しさや感謝の気持ちは、今の時代に普遍的に必要ではないでしょうか」と語っている。
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