三重でヘリ墜落、乗員２人死亡 山中の送電線に接触か

三重でヘリ墜落、乗員２人死亡　山中の送電線に接触か

　ヘリコプターが墜落した三重県紀北町の事故現場＝６日午後１時３３分、（共同通信社ヘリから）

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ヘリ墜落、２人死亡

　６日午前１０時５０分ごろ、三重県紀北町の山中で、新日本ヘリコプター（東京）のヘリが墜落し、乗員２人が死亡した。送電線に接触したとみられる。運輸安全委員会は航空事故調査官３人を現地に派遣した。県警は７日、運輸安全委と合同で実況見分し、原因の特定を進める。

　県警によると、死亡したのは同社の機長でパイロットの阿河吉文さん（５３）＝愛知県北名古屋市＝と、整備士の藤本祐毅さん（４１）＝千葉県市川市。発見時、機体は折れ曲がり、炎上していた。付近の山林約３００平方メートルが焼け、送電線が切れた影響で、紀北町を含む県南部が一時停電した。