SLRテスト。。。
治療家なら誰でも知ってるテストです。
坐骨神経痛を誘発するテスト???
それは本当でしょうか???
どうも(^_^)
今度仕事場の歓迎会&新年会があるんですが、、、
どうやら二次会にゲイバーに行くらしい。。。
その事を、面白いと思い嫁さんに話したら、、、
「あん!?(`・ω・´)」
、、、ゲイバーもダメなのね。。。
とても嫁さんから愛されている男です(*´ω`*)笑
さて、今回は超一般的な徒手テスト、SLRテストについて勉強して行きたいと思います。
SLRテスト(straigtht lag raising test)
簡単に書くと、背臥位の患者の一方の下肢を膝伸展位で挙上して行き、その角度が70度未満の時に、坐骨神経に沿った痛みが出れば陽性となる。
学生でも知っている事です。
教科書のにも載っていたと思います。
しかし、このテスト。。。
私に言わせれば、このテストが陽性だから椎間板ヘルニアだと考えてしまうのは、とてもナンセンスだと思います。
事実、椎間板ヘルニアではない人だって陽性に出ますよ(;´Д`)
この事は、これを読んでいる先生方も周知の事実であると思います。
そりゃあ、ハムストリングスが短縮していても陽性に出るからね、、、
と、思った先生!
それなら、ハムストリングスの短縮を調べる為に使えばいいんだ!!!
ってことになりますよね(*‘∀‘)
しかし、残念ながらそうもならないんですよね。。。
知っている先生方はすいませんが、しばしお付き合いください。
このテスト、、、実は腸腰筋、起立筋が短縮傾向でも陽性に出る事があるんです。
どういうことか説明しましょう。
上に書いた筋群が短縮傾向であるときには、腰椎の前弯が強くなり、骨盤は前傾します。
この前傾位のまま、このSLRテストを行うと、下肢挙上時の片側の腸骨の後方回旋が起こりにくくなります。
その為、SLRテストは陽性に出て、しかもハムストリングスは実際には伸長傾向にあるのにもかかわらず、あたかも見かけ上短縮傾向にあるように見えるのです。
ですから、このSLRテストを行い、安易に角度だけを計測して評価する事は、、、
ハッキリ言って何の意味もありません(´・ω・`)
単純にハムストリングスの短縮を評価する時にも、腰椎の前弯、骨盤の前傾を取り除いた状態で行うべきであると思います。
ただ、、、本物のSLRテスト陽性な患者さんもいる事は事実です。
そこは忘れてはいけませんよね。
しかし、私の経験側から言うと、、、
この真のSLRテスト陽性患者さんはすぐに分かります。
訴える痛みの質が違うと感じられます。
まあ、なにしろ、SLRテストの角度だけで評価するのは危険と言う事です(*´ω`*)
ただ、ビフォーアフターの指標として使うのにはいいかと思います。
患者さんも分かりやすいし私はよく使いますが(^^)
今回は以上です。
読んで頂いている勉強熱心な先生。
有難うございます(*´ω`*)
質問頂いた先生も有難うございます(^^)
また次回。
おわり
治療家なら誰でも知ってるテストです。
坐骨神経痛を誘発するテスト???
それは本当でしょうか???
どうも(^_^)
今度仕事場の歓迎会&新年会があるんですが、、、
どうやら二次会にゲイバーに行くらしい。。。
その事を、面白いと思い嫁さんに話したら、、、
「あん!?(`・ω・´)」
、、、ゲイバーもダメなのね。。。
とても嫁さんから愛されている男です(*´ω`*)笑
さて、今回は超一般的な徒手テスト、SLRテストについて勉強して行きたいと思います。
SLRテスト(straigtht lag raising test)
簡単に書くと、背臥位の患者の一方の下肢を膝伸展位で挙上して行き、その角度が70度未満の時に、坐骨神経に沿った痛みが出れば陽性となる。
学生でも知っている事です。
教科書のにも載っていたと思います。
しかし、このテスト。。。
私に言わせれば、このテストが陽性だから椎間板ヘルニアだと考えてしまうのは、とてもナンセンスだと思います。
事実、椎間板ヘルニアではない人だって陽性に出ますよ(;´Д`)
この事は、これを読んでいる先生方も周知の事実であると思います。
そりゃあ、ハムストリングスが短縮していても陽性に出るからね、、、
と、思った先生!
それなら、ハムストリングスの短縮を調べる為に使えばいいんだ!!!
ってことになりますよね(*‘∀‘)
しかし、残念ながらそうもならないんですよね。。。
知っている先生方はすいませんが、しばしお付き合いください。
このテスト、、、実は腸腰筋、起立筋が短縮傾向でも陽性に出る事があるんです。
どういうことか説明しましょう。
上に書いた筋群が短縮傾向であるときには、腰椎の前弯が強くなり、骨盤は前傾します。
この前傾位のまま、このSLRテストを行うと、下肢挙上時の片側の腸骨の後方回旋が起こりにくくなります。
その為、SLRテストは陽性に出て、しかもハムストリングスは実際には伸長傾向にあるのにもかかわらず、あたかも見かけ上短縮傾向にあるように見えるのです。
ですから、このSLRテストを行い、安易に角度だけを計測して評価する事は、、、
ハッキリ言って何の意味もありません(´・ω・`)
単純にハムストリングスの短縮を評価する時にも、腰椎の前弯、骨盤の前傾を取り除いた状態で行うべきであると思います。
ただ、、、本物のSLRテスト陽性な患者さんもいる事は事実です。
そこは忘れてはいけませんよね。
しかし、私の経験側から言うと、、、
この真のSLRテスト陽性患者さんはすぐに分かります。
訴える痛みの質が違うと感じられます。
まあ、なにしろ、SLRテストの角度だけで評価するのは危険と言う事です(*´ω`*)
ただ、ビフォーアフターの指標として使うのにはいいかと思います。
患者さんも分かりやすいし私はよく使いますが(^^)
今回は以上です。
読んで頂いている勉強熱心な先生。
有難うございます(*´ω`*)
質問頂いた先生も有難うございます(^^)
また次回。
おわり
私も柔道柔整師です。昨日整骨院の項目で検索をかけていたら、先生の記事を拝見しました。非常に勉強されている先生だと素直に感じました。
お忙しいと思いますが、SLRテストの真の陽性の痛みの質が違うと記載されてるのに気になってコメントに投稿しました。できれば教えていただけますか?よろしくお願いします。
ヘルニアから来る本物のSLR陽性についてですが、、、
私の経験側から申し上げますが、、、
まず、患者の痛みの質が違います。
ヘルニアの程度にもよると思いますが、
私の診た例では10度~20度付近でかなりの強い坐骨神経に沿った痛みを訴えます。そこでの保持も困難です。
筋の短縮によるものでは、こんなにも強い症状は稀です。
では、軽いヘルニアでの陽性は?
と言う話しになってきますが、、、
抽象的な表現で申し訳ないのですが下肢を持った時の感覚と抵抗感で分かると思います。
あくまで、SLRのみで判別するとしたらですが、、、
毎日たくさんのSLRをこなしていると、
圧倒的に偽陽性の人が多いものですから稀に、本物を診ると〔なんか違う、、、〕と私は感じます。
あと、下肢だけでなく体幹の方を診ると判別しやすいかと思います。
真の陽性患者さんは、坐骨神経に沿った痛みにより体幹の力の入り具合が違います。
体幹を伸展させる様に力を入れる感じですかね。
抽象的な答えで申し訳ありませんが、よければ参考までに。
私も、理論的に答えられる様に勉強し直おそうと思います(^。^)
同じ柔整師として世間では不正請求などする人もいますが、患者様のためにお互い頑張りましょう!!
これからもよろしくお願いします。
自分の仕事に誇りを持てる様にお互い頑張りましょう(^O^)