昨夜はMバンドの月に一度のセッションの日でした。
朝から自分が歌う曲を選んでその譜面を準備して…
そのうちだんだんと
なぜか毎度
今日は休もうかな…などと弱気が出てくるひとときです。
場所は中央区舞鶴の『Five pennies(ファイブペニーズ)』というライブバーです。
おはようございます!と言ってドアを開ける午後7時。
その頃には弱気はしまい込み、楽しむぞと開き直っています。
昨夜は途中から思いがけなくお客様がお見えでした。
はっきり言って油断していました。
ユ○クロのセーターに手作りスカートにぺたっとした靴。
…まるで部活に来たかのようないでたち。
ですがまぎれもなくそこにはお客様が。
しかも外国人3名様。
チョイスして持参した5曲のうち、1曲だけボサノバがありました。
「(これだ!英語の歌詞じゃないから多少発音に難があってもイケる!…はず。)」
(…などと考える時点で負けています。)
そして「ウェルカム トゥージャパ~ン」などとにこやかに挨拶をするのですが
メンバーの一人が
「Where from?」と尋ねたところ
「ブラジル」。
…と流ちょうな日本語でお応えになりましたのです。
いかにも。ポルトガル語が母国語の方々です…
そのようにして
期せずしてピンポイントでワナにハマりにいった私ですが
カタカナで覚えたポルトガル語の歌詞の「ジェット機のサンバ」を歌い
喜んでいただくことができました。
Mバンドのセッション、
このような大小さまざまな「現場突破力」みたいなものを養わせていただき、
やっぱり「今日も行って良かった」と思う毎回の帰り道です。
来月の第三金曜日に向けて、
また今日から曲を覚えていこうと思います。

皆さん初見で演奏。
楽しくも緊張感のあるひとときです。