6時間目の授業。
蒸し蒸しと暑い1日でした。そんな中、掃除は草引き作業の続き。
周囲が自然豊かな場所に立地している高田中学校では、草もよく育っております。
7月に入り、急に暑くなった感じもするので、生徒も先生も6時間目は疲労感があるのかと思いきや・・・。いえいえ、教室からはなんだか楽しいそうな声が聞こえてきます。
1、2年生は技術の時間。
製図の書き方を学習しました。
難しい内容ですが、先生が傍について分かりやすく教えていました。
3年生は、国語の時間。
有名な俳句を使っての授業でした。
授業では「萬緑の中や吾子の歯生え初むる」の句が扱われていました。
中間切れで有名なこの句は、中村草田男の代表的な俳句と言われています。
「萬緑」とは、夏の一面の緑と生い茂った草木の生命力を意味し、これから夏を迎える緑豊かな高田地区にぴったりの句です。
ちなみに、「萬緑」という言葉は中村草田男がこの句で初めて季語として使用されたそうです。
夏の一面の緑、生い茂った草の中に歯が生え初むる吾子。
今から十数年前の皆さんの姿を想像してしまいますね。
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