グリム童話の名作の一つですね。。
何回読んでも楽しいです。
どんなドラマが待っているでしょうか…
飼い主に見捨てられた動物たち…
目次です。挿絵を見るだけでも楽しくなってきます。
飼い主は老いたロバを『太鼓の皮にする』と言い出しました。
今まで必死に働いていたのに、何という仕打ちでしょう。
ロバは小屋から逃げ出しました。
どこへともなく歩いていると、リスに呼び止められます。
ロバが『銀行員や科学者になりたい』と言うと、リスは嘲笑いました。
(今に見ていろ。きっと立派な仕事を見つけてやる)
そう思ったとき、弱々しい声が聞こえました。
声の主はロバと同じぐらい年老いた犬でした。
この犬も飼い主に『もう役に立たない』と言われて、家を出てきたのです。
『僕らは気が合いそうだ』
ロバは犬と一緒にブレーメンを目指すことにしました。
音楽家になるという夢を抱いて…
ブレーメンへ向けて歩いていると、脇道から猫が飛び出してきました。
この猫も家から逃げ出してきたのです。
『ネズミの代わりに鶏を追い回したら、飼い主に殺されそうになった』
『ひどい話だ』
『一緒にブレーメンへ行かないか?』
こうして猫も仲間になりました。
ロバ、犬、猫の三人はブレーメンへの道を急ぎます。
村外れまで来たとき、鳥小屋から雄鶏の悲しい声が聞こえてきました。
『明日になれば、シチューの具にされるか、ローストにされるか…』
『僕らの仲間にならないか?』
雄鶏は喜びました。
ロバはギター、犬はドラム、猫はラッパ、雄鶏はボーカルという具合に、
それぞれのパートも決まりました。
さて、ブレーメンへ行くなら、深い森を抜けなければなりません。
しかし、一日で森を抜けるなんて無理な話です。
暗くなってきたので、四人は森の中で夜を明かすことにします。
『明かりが見える!』
木の枝の上で雄鶏が頓狂な声を上げました。
『本当だ!』
四人は明かりの方へ向かいます。
やがて一件の家が見えてきました。
窓に近づくと、おいしそうな料理の香りが漂ってきます。
背の高いロバが覗いてみると…
中にいたのは悪者たちでした!
『何とか悪者たちを追い出そう』
『絶対に失敗できないぞ』
四人は策を練ります。そして窓から飛び込むことに決めました。
ロバの上に犬が乗って、犬の上には猫が乗って、猫の上には雄鶏が…
四人は一斉に大声を上げて、窓ガラスを蹴破りました!
驚いた悪者たちは一目散に逃げてしまいます。
四人は食事と寝床にありつけたのでした。
真夜中に親分が様子を見に来ます。
『いったい何者だったんだ…?』
親分は四人の正体を探ろうとしました。
『おっ、こんな所に火種がある。よし…』
ところが、それは火種ではなくて、猫の目だったのです。
猫は怒りました。他の三人も奥から飛び出してきます。
真っ先に犬が飛び掛かり、ロバが蹴飛ばします。
親分は慌てて逃げ出しました。それを見て雄鶏が勝鬨の声を上げます。
四人は森の中の一軒家を手に入れました。
そして誰にも咎められず、のんびりと仲良く過ごしました。ところで…
『ブレーメンで音楽家になる』という夢は…?(・_・)
まあ、深く考えないことにしましょう。
岩に閉じ込められていた美女…
おいしそうです。
ああ、ジャムを塗ったパンが…
お爺さんが長男にくれたテーブル…
声を掛ければ、ごちそうが…
しかし、宿屋の主人に盗まれてしまいます。
次男はロバをもらいました。
これはすごい! ところが…
宿屋の主人の目が光っています。
馬車の旅…
彼女は許してもらえるでしょうか。
捕らわれてしまった美女…
色鮮やかな挿絵です。
様々な国の童話や民話が収録されています。
時間があれば、全ての作品を熟読したいですね。
何回読んでも楽しいです。
どんなドラマが待っているでしょうか…
飼い主に見捨てられた動物たち…
目次です。挿絵を見るだけでも楽しくなってきます。
飼い主は老いたロバを『太鼓の皮にする』と言い出しました。
今まで必死に働いていたのに、何という仕打ちでしょう。
ロバは小屋から逃げ出しました。
どこへともなく歩いていると、リスに呼び止められます。
ロバが『銀行員や科学者になりたい』と言うと、リスは嘲笑いました。
(今に見ていろ。きっと立派な仕事を見つけてやる)
そう思ったとき、弱々しい声が聞こえました。
声の主はロバと同じぐらい年老いた犬でした。
この犬も飼い主に『もう役に立たない』と言われて、家を出てきたのです。
『僕らは気が合いそうだ』
ロバは犬と一緒にブレーメンを目指すことにしました。
音楽家になるという夢を抱いて…
ブレーメンへ向けて歩いていると、脇道から猫が飛び出してきました。
この猫も家から逃げ出してきたのです。
『ネズミの代わりに鶏を追い回したら、飼い主に殺されそうになった』
『ひどい話だ』
『一緒にブレーメンへ行かないか?』
こうして猫も仲間になりました。
ロバ、犬、猫の三人はブレーメンへの道を急ぎます。
村外れまで来たとき、鳥小屋から雄鶏の悲しい声が聞こえてきました。
『明日になれば、シチューの具にされるか、ローストにされるか…』
『僕らの仲間にならないか?』
雄鶏は喜びました。
ロバはギター、犬はドラム、猫はラッパ、雄鶏はボーカルという具合に、
それぞれのパートも決まりました。
さて、ブレーメンへ行くなら、深い森を抜けなければなりません。
しかし、一日で森を抜けるなんて無理な話です。
暗くなってきたので、四人は森の中で夜を明かすことにします。
『明かりが見える!』
木の枝の上で雄鶏が頓狂な声を上げました。
『本当だ!』
四人は明かりの方へ向かいます。
やがて一件の家が見えてきました。
窓に近づくと、おいしそうな料理の香りが漂ってきます。
背の高いロバが覗いてみると…
中にいたのは悪者たちでした!
『何とか悪者たちを追い出そう』
『絶対に失敗できないぞ』
四人は策を練ります。そして窓から飛び込むことに決めました。
ロバの上に犬が乗って、犬の上には猫が乗って、猫の上には雄鶏が…
四人は一斉に大声を上げて、窓ガラスを蹴破りました!
驚いた悪者たちは一目散に逃げてしまいます。
四人は食事と寝床にありつけたのでした。
真夜中に親分が様子を見に来ます。
『いったい何者だったんだ…?』
親分は四人の正体を探ろうとしました。
『おっ、こんな所に火種がある。よし…』
ところが、それは火種ではなくて、猫の目だったのです。
猫は怒りました。他の三人も奥から飛び出してきます。
真っ先に犬が飛び掛かり、ロバが蹴飛ばします。
親分は慌てて逃げ出しました。それを見て雄鶏が勝鬨の声を上げます。
四人は森の中の一軒家を手に入れました。
そして誰にも咎められず、のんびりと仲良く過ごしました。ところで…
『ブレーメンで音楽家になる』という夢は…?(・_・)
まあ、深く考えないことにしましょう。
岩に閉じ込められていた美女…
おいしそうです。
ああ、ジャムを塗ったパンが…
お爺さんが長男にくれたテーブル…
声を掛ければ、ごちそうが…
しかし、宿屋の主人に盗まれてしまいます。
次男はロバをもらいました。
これはすごい! ところが…
宿屋の主人の目が光っています。
馬車の旅…
彼女は許してもらえるでしょうか。
捕らわれてしまった美女…
色鮮やかな挿絵です。
様々な国の童話や民話が収録されています。
時間があれば、全ての作品を熟読したいですね。