スイス東部のダボスで1月15日、世界経済フォーラム年次総会2024、通称ダボス会議が開かれ、19日に閉幕しました。
120地域の2800人以上が参加しました。
経済成長、気候・自然保護、エネルギー安全保障、テクノロジーガバナーズ、人材開発といった世界的な緊急課題に関する対話、協力、パートナーシップを推進することが目的ということでした。
今回のテーマで「信頼の再構築へ」というものがありました。
スイス含め欧州は今大荒れです。
ロシア・ウクライナ戦争から2年がたちましたが、エネルギーの高騰を理由に新たな増税を打ち出すなど、欧州各国政府に対する不信感はマックスとなっています。
ダボスメンバーの正体は、自由と民主の価値観に程遠いのみならず、一般市民から徹底搾取し監視するパラノイアの集団であることが、欧米指揮者はもちろん、多くの人にバレてしまっている状態です。
正体がバレてしまい、「信頼の再構築」という謙虚さを示しているようです。
欧州の識者らは、
「世界経済フォーラム、国連、WHOは、我々が国を超越して団結して反撃できるとは考えてもみなかった。
彼らは私たちをひどく過小評価していたのだ」と言っています。
私たちが団結すれば新世界秩序の構築を防ぐことも可能だということ。
ところが、属国街道まっしぐらなのは岸田政権です。
ダボス会議の表現をまねて連動しています。
新聞の見出しでは、
「首相裏金で信頼回復に全力」
「国民の信頼回復に全力」
「政治への信頼回復が最優先」
「岸田派解散、信頼回復が重要」
政治もマスメディアもグローバリストのアジェンダに変わっているだけ。
そもそも日本は、戦後に国連に入ってから国連の言うことを聞いている状態。
1971年ダボス会議ができたが、そちらの言うことも聞いている状態。
1973年、日米欧三極委員会ができたが、日本は保護領と言われました。
これらの内容に従って動いているのが戦後の日本、特に自民党です。
2021年10月18日岸田首相の所信表明演説では、
「新型コロナで大きな影響を受ける国民を救うため速やかに経済対策を行います。
そのうえで私が目指すのは新しい資本主義の実現です。
我が国の未来を切り開くための新しい経済社会のビジョンを示します。」
これは、2018年のダボス会議で論文が発表されていますが、ほぼその内容と同じです。
日本には何のオリジナル性もありませんでした。
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