初代ロスチャイルドであるマイアーは、少年時代にラビを目指したこともありました。
ユダヤ人は神から選ばれた民であり、世界を支配することが約束されていると信じていました。
そんなマイアーでしたが、いつしか絶対的な神は「貨幣」であると信じるようになりました。
貨幣は、神をも含むすべてのものを商品に変えます。
貨幣は人間世界ならびに自然から固有の価値を奪い、支配します。
人はそれを礼拝します。
政治もまたお金の力でコントロールできます。
「貨幣が世界の権力となる」
このことがユダヤ教の世俗的精神であり、キリスト教精神の土台となり、ユダヤ人はユダヤ人的方法で自己を解放させ、ユダヤ教の完成を目指す。
これが彼のユダヤ的信仰となるのでした。
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