たけのこ新聞の事件簿

離婚をきっかけに、今まで心に溜めていたことを書いています。離婚、エコ、世間の常識(のようなもの)についての疑問などなど。

生活を創る~無駄を省いて、無駄を満喫する~①

2023年06月27日 | 日記

はじめに

そんなに貧しい家庭で育ったわけでもないけれど、生まれつきの性分のためか、小さい頃から貧乏性で、今でも「勿体ない」が口癖です。

嫌いなこと。電気のつけっぱなし、水の出しっぱなし、食べ物を廃棄するなどは当然として、使えるものを捨てること、過剰包装、ちょっとした汚れに使い捨てティッシュを使うこと。そうそう、使い捨てという言葉も嫌い。

じゃあ好きなものは?省エネ、リサイクル(ショップ)、手作りすること、使い切ること。音楽・読書にお酒。

使える物を捨てるのは罪悪感を覚えるので、かなり苦手。だから捨てなくても済むよう、物を買う時は慎重になります。家にあるもので代用できないか、もっと言うと、なくても困らないのではないかなんて、常に考えてしまいます。最近では『便利』という言葉にさえ、疑いを持っています。それは本当に価値のある『便利』なのか?『便利』そうに見えて、実は手間を増やすものではないか?もしくは私の『~ができる能力』の開発を妨げていないか?そんな『便利』という衣を着たアクマに騙されてなるものか!

捨てるのが嫌で掃除が嫌いな私は、今の広くない家にこれ以上モノを増やしたくないのです。買う労力、維持する労力、捨てる労力、嗚呼、これを考えるだけで物欲が萎えてしまう。

自分に必要なモノ、不必要なものを自分の頭で判断して、いかに無駄を出さないように生活できるか…うまくいったと感じる時は、パズルのピースがはまったような快感を感じます。世の中のあれこれが、収まるべき場に収まったような。

 

こうして自分の生活を経済的に、シンプルに創り上げたら、今度はそれを自分の好きなもので埋めていく…愛すべき無駄の気配を感じながら生きるなんて、とっても贅沢。この場合の無駄は、余裕、ゆとりにつながるもの。自分の手に負える程度に無駄を楽しんで人生を満喫したい。人生の後半戦に突入した私のささやかな取捨選択日記を、思いつくまま書き散らかしたいと思います。